調達マネジメントとは?ちょうたつまねじめんと
調達マネジメントとは、必要な物品や役務を外部から調達するための、要求事項の明確化・供給者の選定・契約・履行状況の管理という一連の活動。サービスマネジメントでは供給者管理と地続きで、契約したサービス水準(UC)が守られているかを監視するところまでが範囲に入る。
最終更新:2026-10-06
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運用の現場は自前の要員だけでは回らず、ハードウェア保守・回線・クラウド・オペレーション要員を外部に頼っている。調達の段階で水準と責任範囲を書き落とすと、顧客とのSLAが未達になったときに供給者へ何も求められない。だから契約前の取り決めを、その場の交渉ではなくマネジメント活動として扱う。
具体例
データセンターの運用要員を外部へ委託する際、複数社から見積りを取って費用と実績を加重総和法で評価し、契約書に駆けつけ時間と月次報告の様式を明記する。稼働後は報告と実績を照合して契約どおりかを確認する。
試験での引っ掛け
契約形態でリスクを負う側が入れ替わる。定額(一括請負)契約はコスト超過を受注側が、実費償還契約は発注側が負う。したがって作業範囲が固まっていない案件へ定額契約を当てるのは不適切、という向きで問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問18(IPA)
PMBOKによれば、プロジェクト調達マネジメントにおける契約タイプのうち、納入者にとってのリスクが最も高いものはどれか。
正解:完全定額契約
要点:完全定額契約はコスト超過リスクを納入者が全て負う
完全定額契約(FFP)は、成果物に対する支払額を契約時に固定する形態で、実際のコストが膨らんでも増額されない。したがってコスト超過のリスクは全て納入者(受注者)が負い、選択肢の中で納入者のリスクが最も高い。逆にコスト・プラス系や実費精算型のタイム・アンド・マテリアル契約では、コスト超過の負担が買い手側に移る。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。