データセンタとは?
データセンタとは、サーバやネットワーク機器を集約して収容し、電源・空調・耐震・防火・入退室管理などの設備によって安定稼働と物理的セキュリティを確保する施設。
ITサービスマネージャ試験の過去問では12回出題されています(2016年度〜2025年度)。
でーたせんた
データセンタの意味
サーバやネットワーク機器を集約して収容し、電源・空調・耐震・防火・入退室管理などの設備によって安定稼働と物理的セキュリティを確保する施設。
データセンタの具体例
データセンタは試験でどう引っ掛けられる?
ハウジングとホスティングの取り違えが定番。ハウジング(コロケーション)は場所と設備だけを貸し、機器は顧客の所有物。ホスティングは事業者の機器を貸す——誰が機器を持つかが分岐点。またデータセンタの設備投資は可用性を支えるが、アプリケーション障害やオペレーションミスによる停止は防げない(施設の冗長化=サービスの可用性、ではない)。
データセンタと関連する用語
データセンタが出た過去問
データセンタにおけるコールドアイルの説明として、適切なものはどれか。
正解:空調機からの冷気とIT機器からの熱排気を分離するために、ラックの前面(吸気面)同士を対向配置したときの、ラックの前面同士に挟まれた冷気の通る部分である。
要点:コールドアイルはラック吸気面同士に挟まれた冷気の通路
コールドアイルは、ラックの前面(吸気面)同士を向かい合わせに配置したときに生じる、空調機からの冷気が通る通路のことである。逆にラック背面同士を対向させた側は熱排気が通るホットアイルになる。冷気と熱気の経路を分離することで冷却効率が上がり、空調電力の削減につながる。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問14(IPA)JDCC(日本データセンター協会)が制定する“データセンターファシリティスタンダード”において、UPS設備の冗長性に関するティア基準がある。ティア3に該当する構…
正解:N+1
要点:ティア3はN+1、1台停止しても容量を維持できる冗長構成
N+1構成は、必要台数Nに予備を1台加えた冗長構成で、1台を保守などで停止させても残りのN台で必要容量をまかなえる。ティア3が求める「一部設備の一時停止時にもサービスを継続できる」水準はこのN+1に相当する。2Nは系統ごと二重化するより上位の水準である。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問14(IPA)データセンタなどで用いられている環境に配慮した空調システムであり、夏季は外気よりも低温になる地中の自然冷熱を熱交換に利用するものはどれか。
正解:クールピット
要点:クールピットは地中の自然冷熱で外気を冷やす空調方式
クールピットは、建物の地下に設けた空間(ピット)へ外気を通し、年間を通じて温度変化の小さい地中の熱を利用して空気を冷やしてから室内へ導入する仕組みである。夏季は外気より低温の地中で熱交換できるため、機械式空調の負荷を減らし省エネルギーにつながる。
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問14(IPA)システム運用サービスを提供するデータセンタにおいて、サーバに仮想化技術を用いることによって得られる利点のうち、適切なものはどれか。
正解:データセンタ全体の電力消費量を削減するために少数の物理サーバに処理を集約する場合、ライブマイグレーションを行えば、移行する際にサービスを停止しなくてよい。
要点:ライブマイグレーションは無停止で仮想サーバを移設できる
ライブマイグレーションは、稼働中の仮想サーバをメモリ状態ごと別の物理サーバへ移す機能で、サービスを止めずに配置を変えられる。したがって、消費電力削減のために少数の物理サーバへ処理を集約する作業を、業務を止めずに実施できる。仮想化の利点として代表的なものである。
出典:令和1年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問12(IPA)データセンタにおけるコールドアイルの説明として、適切なものはどれか。
正解:空調機からの冷気とIT機器からの熱排気を分離するために、ラックの前面(吸気面)同士を対向配置したときの、ラックの前面同士に挟まれた冷気が通る部分である。
要点:コールドアイルはラック吸気面同士に挟まれた冷気の通路
コールドアイルは、ラックの前面(吸気面)同士を向かい合わせに配置したときに生じる、空調機からの冷気が通る通路である。逆にラック背面同士を対向させた側は熱排気が通るホットアイルになる。冷気と熱気の経路を分離することで冷却効率が上がり、空調電力の削減につながる。
出典:令和1年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。