クラッシングとは?くらっしんぐ
クラッシングとは、要員の追加投入、残業、外注といった資源の上積みによって作業期間を縮める日程短縮の技法。投入に比例して縮むとは限らず、引き継ぎや教育の手間が増えるぶん、費用の増加に見合わない場合もある。日程短縮の技法として、作業を重ねるファストトラッキングと対で扱われる。
最終更新:2026-10-06
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日程が押したときに取れる手は、資源を足すか作業の順序を重ねるかの二通りしかない。どちらも副作用を伴うため、何を代償に払うかを分けて名前を付けておく必要があった。資源を足す側がこれで、支払う代償は費用に現れる。運用の現場でも、切替作業の要員増強という形で日常的に選ばれる。
具体例
クリティカルパス上のデータ移行作業に人を追加し、10日を7日へ縮める。Microsoft Projectのような日程管理ツールでクリティカルパスを表示させ、そこに乗っている作業だけを短縮対象として選ぶ。
試験での引っ掛け
ファストトラッキングとは支払う代償が違い、クラッシングは費用の増加、ファストトラッキングは手戻りリスクの増加を引き受ける。また短縮の効果があるのはクリティカルパス上の作業だけで、余裕のある作業に人を足しても全体の期間は縮まらない。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問18(IPA)
プロジェクトマネジメントにおけるクラッシングの例として、適切なものはどれか。
正解:クリティカルパス上のアクティビティが遅れたので、ここに人的資源を追加した。
要点:クラッシングはコストを掛けクリティカルパスを短縮する
クラッシングは、要員の追加や残業などの資源投入によって、コスト増を受け入れながら所要期間を短縮する日程短縮技法である。効果を出すにはクリティカルパス上のアクティビティに投入する必要がある。順序関係を並行化して短縮する手法はファストトラッキングと呼ばれ、区別される。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの5 プロジェクトマネジメント > 6. プロジェクトの時間 > (3) ツールと技法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。