ワークパッケージとは?わーくぱっけーじ
ワークパッケージとは、WBSの最下位に置く要素で、それ以上分解せずに見積り・実行・監視の単位として扱う塊。担当を1人か1組織に定められること、完了したかどうかを客観的に判定できることが条件になる。大きさの目安は、進捗報告の周期の1〜2倍程度の期間へ収まることとされる。
最終更新:2026-10-06
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単位が大きいままだと、途中の状態を「だいたい7割」と自己申告してもらうしかなくなり、その7割が最後まで動かない事態が起きる。報告周期に対して十分小さく割っておけば、進捗は完了か未完了かで足りる。主観の入る余地を設計段階で消してしまう、というのがこの単位の狙いである。
具体例
週次報告の案件で、3週間かかる「帳票移行」を「帳票一覧の作成」「レイアウト変換」「出力検証」の3つへ割った。1つが1週間以内に収まったため、Redmineの課題は完了か未完了かだけで管理でき、担当者が進捗率を申告する工程そのものが要らなくなった。
試験での引っ掛け
「設計する」のような動詞だけの記述にすると、どうなったら終わりかが決まらない。成果物か、検証できる状態で定義するのが原則で、完了基準や必要な資源の詳細はWBS辞書のほうに書く。担当を複数部署にまたがらせるのも避ける——遅れたときに誰が是正の責任を負うのかが決まらず、報告だけが往復する。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問18(IPA)解説で登場
プロジェクトのコスト見積り手法の説明のうち、ボトムアップ見積りのものはどれか。
正解:作業の内容を十分に把握している場合に使われ、作業の構成要素の工数を見積もり、それを積み上げることによって全体の工数を見積もる。
要点:ボトムアップは作業要素ごとの見積りを積み上げる
ボトムアップ見積りは、WBSで分解した個々の作業(ワークパッケージ)ごとに工数を見積もり、それを積み上げて全体の工数を求める手法である。作業内容が十分に把握できている段階で使え、精度は高いが手間がかかる。統計的関係を使う係数見積り(パラメトリック法)や、過去の類似案件から推測する類推見積りとは区別する。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの5 プロジェクトマネジメント > 4. プロジェクトのスコープ > (3) ツールと技法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。