WBS(作業分解構成図)とは?だぶりゅーびーえす(さぎょうぶんかいこうせいず)
WBS(作業分解構成図)とは、プロジェクトの成果物と作業を、管理できる大きさになるまで階層的に分解した構成図。最下位の要素がワークパッケージとなり、見積り・日程・責任の割当ての単位になる。WBSに含まれない作業はスコープ外という原則が、追加要求の可否を判断する根拠になる。
最終更新:2026-10-06
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作業の抜けは、見積りの不足としてではなく、終盤の残業と追加費用として現れる。とくに運用へ引き継ぐ案件では、手順書の作成・運用要員の教育・並行稼働といった地味な作業が計画から落ちやすい。成果物単位に割って末端まで責任者を置くことで、抜けと重複を構造的に潰すのがWBSの役割である。スコープの境界が図として残るため、後からの追加要求を「合意の外」と示す材料にもなる。
具体例
サービス移行案件を「移行計画」「データ移行」「基盤構築」「運用教育」「並行稼働」に分解し、データ移行をさらに「抽出」「変換」「投入」「検証」へ展開する。Microsoft ProjectやBacklogでは、この階層がそのまま作業表になる。
試験での引っ掛け
WBSは作業の実施順序を表す図ではない。上から下・左から右に並んでいても時系列を意味せず、順序はアローダイアグラムやプレシデンスダイアグラムで別に表す。分解しすぎると管理コストが効果を上回る点も問われる。
関連用語
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの5 プロジェクトマネジメント > 4. プロジェクトのスコープ > (2) 主要なインプット及びアウトプットに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。