RAM(責任分担マトリックス)とは?らむ
RAM(責任分担マトリックス)とは、WBSの作業と要員・組織の対応を格子状の表で示し、誰がどの作業にどう関わるかを一目で分かるようにしたもの。代表的なRACIチャートでは、実行を担うR、最終的な説明責任を負うA、意見を求めるC、結果を知らされるIの4種類を各マスへ割り当てる。
最終更新:2026-10-06
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責任の空白と重複は、平時には表面化せず、切戻しの判断や深夜の対応のように急ぐ場面で一気に露呈する。誰が決めるのかが決まっていないまま関係者が増えると、確認の往復だけで時間が溶ける。作業と人の対応を面で並べると、Aが空いているマスやRが多すぎるマスが視覚的に見つかるため、着手前に穴を潰せる。
具体例
サービスの受入れでは、行に「監視設定の移行」「手順書の改訂」「切戻し判断」を並べ、列に運用チーム、開発チーム、外部供給者を置く。切戻し判断のAは運用課長ひとりに固定し、開発と供給者はCとして意見を出す立場に置く。Redmineのロールやチケットの担当者設定を、この表と食い違わないように合わせておく。
試験での引っ掛け
似た形の図と取り違えやすい。作業と人の対応がRAM、作業の階層分解がWBS、作業の前後関係と日数がアローダイアグラムで、設問が何と何の対応を言っているかで判別する。RACIではAを複数置かないのが原則で、同一人物がAとRを兼ねるのは差し支えない。Aが不在、あるいは複数という状態のほうが不備として問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問16(IPA)
プロジェクトで必要な作業とメンバの関係を表したものはどれか。
正解:責任分担マトリックス
要点:作業とメンバの対応を示す表が責任分担マトリックス
責任分担マトリックス(RAM、代表例はRACIチャート)は、縦にWBSの作業、横にメンバや役割を並べ、交点に実行責任や説明責任などの区分を書き込んだ表である。誰がどの作業に、どの立場で関わるかを一目で示せるため、役割の重複や抜けを見つけやすい。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。