サービスカタログとは?さーびすかたろぐ
サービスカタログとは、現在稼働中および稼働直前のサービスの一覧と、その内容・利用条件・料金・依頼窓口を、顧客・利用者・利害関係者に示す文書またはデータベースである。規格はサービス間の依存関係を説明する情報を含めること、および利害関係者が適切な部分にアクセスできるようにすることを求める。顧客に見せる事業サービスカタログと、支える技術構成を示す技術サービスカタログに分けることもある。
最終更新:2026-10-06
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「そのサービスは誰がやっているのか」「申し込みはどこか」が組織の中で口伝えになっていると、利用者は問合せ窓口を探し回り、提供側は同じ説明を繰り返す。提供中のものだけを一覧にして公開すれば、依頼の入口が一本化され、サービス要求の自動化にもつながる。依存関係を書くのは、あるサービスの停止が他のどのサービスに波及するかを顧客と共有するためである。
具体例
ServiceNowのサービスカタログでは、社内ポータルに「メール」「ファイル共有」「VPN接続」といった提供中のサービスが並び、それぞれの提供時間・申込方法・費用負担・標準所要日数が示され、その場で申請できる。
試験での引っ掛け
構想中や開発中のサービスは載せず、それらはサービスパイプラインに属する。廃止済サービスも載らない。カタログはサービスポートフォリオの部分集合であるという包含関係がそのまま出題される。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問4(IPA)解説で登場
ITIL 2011 editionによれば、サービス・ポートフォリオの構成要素のうち、サービス・パイプラインに収録されるサービスはどれか。
正解:将来提供する予定である開発中のサービス
要点:パイプラインは未提供の開発中サービスを収める
サービス・ポートフォリオはサービス・パイプライン、サービスカタログ、廃止済みサービスの三つで構成される。このうちサービス・パイプラインには、検討中・開発中でまだ顧客に提供されていない将来のサービスが収録される。提供可能・稼働中のサービスはサービスカタログに載り、停止するものは廃止済みサービスへ移る。
出典:令和元年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問1(IPA)解説で登場
ITIL 2011 editionによれば、サービス・ポートフォリオの構成要素のうちのサービス・パイプラインに収録されるサービスはどれか。
正解:将来提供する予定である開発中のサービス
要点:パイプラインは未提供の開発中サービスを収める
サービス・ポートフォリオはサービス・パイプライン、サービスカタログ、廃止済みサービスの三つで構成される。このうちサービス・パイプラインには、検討中・開発中でまだ顧客に提供されていない将来のサービスが収録される。提供可能・稼働中のものはサービスカタログ、停止するものは廃止済みサービスに分類される。
出典:令和元年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問3(IPA)解説で登場
ITIL 2011 editionによれば、サービス・ポートフォリオとサービス・カタログの関係の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:サービス・カタログは、サービス・ポートフォリオで管理するサービスのうち、稼働中の全てのサービスを記載したものである。
要点:カタログは稼働中サービス、ポートフォリオは全体を管理する
サービスカタログはサービス・ポートフォリオの一部で、現に稼働していて顧客に提供中の全サービスを記載したものである。開発中のサービスはパイプライン、停止したものは廃止済みサービスに置かれ、いずれもカタログには載らない。ポートフォリオが全ライフサイクルを俯瞰するのに対し、カタログは「今提供しているもの」を示す。
出典:令和6年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問2(IPA)解説で登場
サービスマネジメントにおける“サービス継続管理”の活動において、組織は、サービス継続計画を作成し、実施し、維持しなければならない。“サービス継続の発動の基準及び…
正解:平常業務の状態に復帰するための手順
要点:サービス継続計画は「平常業務への復帰手順」まで含める
サービス継続計画には、発動の基準と責任、重大な停止時に実施する手順に加えて、平常業務の状態に復帰するための手順を含めなければならない。復旧はサービスを暫定的に動かして終わりではなく、通常運用へ戻すところまでを計画しておく必要があるためである。変更の判断基準は変更管理、容量・能力の予測は容量・能力管理、サービス間の依存関係は構成管理やサービスカタログが扱う事項である。
出典・参考
公式シラバスの2 サービスマネジメントシステムの計画及び運用 > 2-4サービスポートフォリオに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。