容量・能力管理とは?
容量・能力管理とは、現在および将来の事業ニーズを満たす容量・能力を、費用対効果を保ちながら適時に提供するプロセス。監視・分析・チューニング・需要予測・容量計画の策定を行う。
ITサービスマネージャ試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2024年度)。
ようりょう・のうりょくかんり
容量・能力管理の意味
現在および将来の事業ニーズを満たす容量・能力を、費用対効果を保ちながら適時に提供するプロセス。監視・分析・チューニング・需要予測・容量計画の策定を行う。
容量・能力管理の具体例
CPU使用率とレスポンスタイムを継続監視し、伸び傾向から半年後の不足時期を予測して増強の予算と実施時期を計画する。
容量・能力管理は試験でどう引っ掛けられる?
目的は「常に余裕を最大化すること」ではなく必要十分な容量を適時・経済的に用意すること。過剰投資も管理の失敗にあたる。
容量・能力管理と関連する用語
容量・能力管理が出た過去問
ITサービスマネジメントの容量・能力管理において、将来のコンポーネント、並びにサービスの容量・能力及びパフォーマンスの予測は、採用する技法及び技術に応じて様々な…
正解:ベースラインのモデル化
要点:容量管理の予測はまず現状を再現するベースラインから始める
ベースラインのモデル化は、現在のサービスが実際に達成しているパフォーマンスを正確に再現するモデルをまず作り、これを基準点とする手法である。現状を再現できることを確認した上で、負荷や構成の条件を変えて将来を予測していくため、モデル化の第1段階に位置づけられる。
出典:平成28年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問10(IPA)ITサービスマネジメントの容量・能力管理において、将来のコンポーネント、並びにサービスの容量・能力及びパフォーマンスの予想は、採用する技法及び技術に応じて様々な…
正解:ベースラインのモデル化
要点:容量管理の予測はまず現状を再現するベースラインから始める
ベースラインのモデル化は、現在のサービスが実際に達成しているパフォーマンスを正確に再現するモデルをまず作り、これを基準点とする手法である。現状を再現できることを確認して初めて、負荷や構成を変えた将来の予測に信頼が置けるため、モデル化の第一段階に位置づけられる。
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問11(IPA)サービスマネジメントの容量・能力管理における、オンラインシステムの容量・能力の利用の監視についての注意事項のうち、適切なものはどれか。
正解:応答時間やCPU使用率などの複数の測定項目を定常的に監視する。
要点:容量・能力は複数の指標を、実負荷のかかる時間帯に定常監視する
容量・能力の利用の監視では、応答時間、スループット、CPU使用率、メモリやディスクの使用率など複数の測定項目を、通常運用の中で定常的に監視する必要がある。単一の指標では原因の切分けができず、また実際の負荷がかかるオンライン時間帯こそ測定すべき対象である。監視しきい値はSLAの目標値そのものではなく、目標に達する前に手を打てる水準に設定する。
出典:令和4年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問11(IPA)サービスマネジメントにおける“サービス継続管理”の活動において、組織は、サービス継続計画を作成し、実施し、維持しなければならない。“サービス継続の発動の基準及び…
正解:平常業務の状態に復帰するための手順
要点:サービス継続計画は「平常業務への復帰手順」まで含める
サービス継続計画には、発動の基準と責任、重大な停止時に実施する手順に加えて、平常業務の状態に復帰するための手順を含めなければならない。復旧はサービスを暫定的に動かして終わりではなく、通常運用へ戻すところまでを計画しておく必要があるためである。変更の判断基準は変更管理、容量・能力の予測は容量・能力管理、サービス間の依存関係は構成管理やサービスカタログが扱う事項である。
出典:令和6年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。