需要管理とは?じゅようかんり
需要管理とは、サービスに対する現在の需要を測って将来を予測し、需要側そのものに働きかけて山を崩す活動。JIS Q 20000-1では「あらかじめ定めた間隔で現在の需要を決定し将来の需要を予測する」「需要及び消費を監視し報告する」ことが要求事項になっており、容量・能力管理へ渡す前提の数字をここで作る。
最終更新:2026-10-06
ITサービスマネージャを最短で暗記・合格する →背景
容量を需要のピークに合わせて積むと、年に数日しか来ない山のために設備費を12か月払い続けることになる。かといって山を放置すればその数日でSLAを割る。そこで、供給を増やす前に需要の形そのものを変えられないかを先に当たる、という順序が置かれた。利用部門との交渉になるため、根拠として測定と予測の記録が要る。
具体例
JR東日本がオフピーク定期券で朝ラッシュの利用を分散させるのと同じ発想で、月末に集中する請求締めバッチの一部を月初へずらすよう利用部門と合意する。どうしても崩せない山は、Amazon Web ServicesのAuto Scalingのように時間帯で台数を変えて吸収する。
試験での引っ掛け
容量・能力管理と一続きに扱われるが、働きかける先が逆である。需要管理は利用者の使い方に手を入れる側、容量・能力管理は資源を用意する側で、「サーバを増設した」は需要管理の実績にならない。また需要管理は予測だけではなく、実際の消費を監視して報告するところまでが要求事項であり、期初に予測を立てて終わりでは要求を満たさない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの2 サービスマネジメントシステムの計画及び運用 > 2-6 供給及び需要 (1) サービスの予算業務及び会計業務に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。