サプライヤのカテゴリ化とは?さぷらいやのかてごりか
サプライヤのカテゴリ化とは、委託先や仕入先を、そこが止まったときに自分たちのサービスがどれだけ止まるかで格付けし、格ごとに契約条件・レビュー頻度・監視の手数を変える管理の仕方。JIS Q 20000-1(ITサービスマネジメントの要求事項を定めた規格)では供給者管理の一部で、格付けの根拠を文書に残し、定期に見直すことまでが求められる。
最終更新:2026-10-06
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運用を請けている現場には、回線・ハウジング・保守・監視・事務用品まで数十社の取引先がぶら下がっている。全社に同じ密度で月次レビューと監査をかけると運用要員が先に潰れ、逆に一律で薄くすると、契約金額の小さい監視ベンダの停止がそのままSLA未達になる。手数は均等ではなく、サービス停止への効き方に比例して配るしかない、というのがこの考え方の出発点である。
具体例
基幹サービスの回線を借りているNTTコミュニケーションズや、基盤を載せているAmazon Web Servicesは、止まればサービスが即座に止まるため、四半期の合同レビューと復旧目標の取り決め、障害連絡経路の年次訓練まで置く。一方、事務用品のアスクルは発注実務だけで足り、レビューの場は設けない。同じ「取引先」でも手数が二桁違ってよい。
試験での引っ掛け
契約金額の大小で格付けするのは誤り——月数万円の監視サービスでも、止まれば障害検知が丸ごと落ちる。見るのは金額ではなくサービス停止への効き方と代替の効きにくさである。もう一つ、格付けの対象は直接契約した相手だけではない。委託先がさらに再委託している先(サブサプライヤ)の障害も自分たちのSLA未達になるため、規格では委託先を通じて再委託先まで管理させることが求められる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。