廃止済サービスとは?
廃止済サービスとは、提供を終了した、または終了予定のサービス群。過去の実績や資産の記録として保持し、再利用や教訓の参照に使う。
ITサービスマネージャ試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2022年度)。
はいしずみさーびす
廃止済サービスの意味
提供を終了した、または終了予定のサービス群。過去の実績や資産の記録として保持し、再利用や教訓の参照に使う。
廃止済サービスの具体例
旧型端末向けに提供していた印刷サービスを終了し、利用実績と終了理由を記録として残す。
廃止済サービスは試験でどう引っ掛けられる?
サービスポートフォリオには含まれるが、サービスカタログには載らない。カタログは「いま顧客が利用できるサービス」だけの一覧で、廃止済サービスとサービスパイプライン(構想中)はポートフォリオ側にのみ存在する。この包含関係の違いがそのまま出題される。
廃止済サービスと関連する用語
廃止済サービスが出た過去問
ITIL 2011 editionによれば、サービス・ポートフォリオの構成要素のうち、サービス・パイプラインに収録されるサービスはどれか。
正解:将来提供する予定である開発中のサービス
要点:パイプラインは未提供の開発中サービスを収める
サービス・ポートフォリオはサービス・パイプライン、サービスカタログ、廃止済みサービスの三つで構成される。このうちサービス・パイプラインには、検討中・開発中でまだ顧客に提供されていない将来のサービスが収録される。提供可能・稼働中のサービスはサービスカタログに載り、停止するものは廃止済みサービスへ移る。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問4(IPA)ITIL 2011 editionによれば、サービス・ポートフォリオの構成要素のうちのサービス・パイプラインに収録されるサービスはどれか。
正解:将来提供する予定である開発中のサービス
要点:パイプラインは未提供の開発中サービスを収める
サービス・ポートフォリオはサービス・パイプライン、サービスカタログ、廃止済みサービスの三つで構成される。このうちサービス・パイプラインには、検討中・開発中でまだ顧客に提供されていない将来のサービスが収録される。提供可能・稼働中のものはサービスカタログ、停止するものは廃止済みサービスに分類される。
出典:令和1年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問1(IPA)ITIL 2011 editionによれば、サービス・ポートフォリオとサービス・カタログの関係の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:サービス・カタログは、サービス・ポートフォリオで管理するサービスのうち、稼働中の全てのサービスを記載したものである。
要点:カタログは稼働中サービス、ポートフォリオは全体を管理する
サービスカタログはサービス・ポートフォリオの一部で、現に稼働していて顧客に提供中の全サービスを記載したものである。開発中のサービスはパイプライン、停止したものは廃止済みサービスに置かれ、いずれもカタログには載らない。ポートフォリオが全ライフサイクルを俯瞰するのに対し、カタログは「今提供しているもの」を示す。
出典:令和1年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問3(IPA)ITIL 2011 editionによれば、サービス・ポートフォリオとサービス・カタログとの関係の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:サービス・カタログは、サービス・ポートフォリオで管理するサービスのうち、稼働中の全てのサービスを記載したものである。
要点:カタログ=ポートフォリオのうち稼働中の部分。パイプラインと廃止済みは別
サービス・ポートフォリオはサービスのライフサイクル全体を管理する台帳で、構想中のサービスパイプライン、稼働中のサービス・カタログ、廃止済みサービスの3つで構成される。したがってサービス・カタログはポートフォリオの一部で、顧客に提供可能な稼働中のサービスを記載する。開発中や廃止済みのサービスはカタログには載らない。
出典:令和4年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問4(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。