サービスの予算業務及び会計業務とは?さーびすのよさんぎょうむおよびかいけいぎょうむ
サービスの予算業務及び会計業務とは、サービス提供にかかる費用を費目に分けて予算化し、実際に発生した費用をサービス単位まで割り付けて、予実の差を定期に報告する一連の実務。JIS Q 20000-1では「あらかじめ定めた間隔で、予算に照らして実際の費用を監視し報告する」ことが要求事項になっており、直接費・間接費の分類と配賦の根拠を説明できることが要る。
最終更新:2026-10-06
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運用費は共用の設備に埋もれる。ラック料金も監視基盤も保守要員も複数サービスで割り勘なので、放っておくと「運用部門全体でいくら」しか出てこない。すると、あるサービスの増強を稟議に上げるときも、赤字のサービスの値上げを顧客に申し入れるときも、根拠になる数字が手元に無い。費用をサービス単位まで割り戻す手続きを制度として持つ理由はここにある。
具体例
データセンタのラック料金とVMware基盤の保守費を、サービスごとに割り当てたvCPU時間で配賦し、受注サービスの月次原価を出す。Amazon Web Servicesではコスト配分タグをサービス名で付けておけば同じ按分が自動で出る。ハードウェアは購入年度から減価償却費として毎月按分し、当番要員の人件費は稼働実績で間接工数として乗せる。
試験での引っ掛け
課金と混同されやすいが別物である。利用部門への請求(課金)を一切していない組織でも、予算業務と会計業務は規格上やらなければならない。もう一つ、TCO(総所有費用。導入費だけでなく運用・保守・廃棄までを合わせた費用)やROI(投資回収率)は投資判断を評価する戦略側の指標で、月次の予実差異報告とは目的も期間も違う。両者を同じ表に混ぜると、どちらの説明もできなくなる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。