是正処置とは?ぜせいしょち
是正処置とは、検出された不適合の原因を取り除き、同じことが再び起きないようにする処置。目の前の不適合そのものを取り繕う「修正」とは区別され、JIS Q 20000-1では不適合のレビュー、原因の明確化、類似事象の有無の確認、処置の実施、有効性のレビューまでが求められる。
最終更新:2026-10-06
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不適合が出たときに現象だけ直すと、記録の上では解決したように見えて同じことが繰り返される。原因を除去したかどうかを別の活動として切り出し、効いたかどうかまで確かめる形にすることで、改善が積み上がるようにしている。運用の実感で言えば、インシデント管理と問題管理の関係にあたる。暫定復旧で終える運用が続くと、同じ事象が記録の上では別件として積み上がっていく。
具体例
SLA未達が起きたとき、当該案件を復旧させるのが修正で、未達を招いた夜間の要員配置の偏りを見直し、その後の未達が実際に減ったかを確認するところまでが是正処置になる。効果が見られなければ原因の見立てが誤っていたことになり、もう一度レビューへ戻す。
試験での引っ掛け
結果への対処である「修正」と、原因の除去である「是正処置」の区別が問われる。是正処置は原因を除いて完了ではなく、有効性のレビューまでが要求事項。まだ起きていない不適合への備えは予防処置であり、別の概念になる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3パフォーマンス評価及び改善 > 3-2 改善に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。