有効性(利用時の品質)とは?ゆうこうせい
有効性(利用時の品質)とは、JIS X 25010 の利用時の品質モデルにある特性で、利用者が意図した目標をどれだけ正確かつ完全に達成できたかを表す。速さや手間は問わず、結果として「やり切れたか」だけを見る。製品単体ではなく、利用者・目的・環境を固定して測る。
最終更新:2026-10-07
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仕様書どおりに動き、応答も速いのに現場で使われないシステムは珍しくない。原因は、製品側の性質だけを測っていて、実際の利用者が実際の目的を果たせたかを測っていないことにある。利用時の品質は測定の対象を製品から利用の結果へ移し、有効性・効率性・満足性・リスク回避性・利用状況網羅性の5つで捉える。
具体例
電子申請サイト(e-Gov)で「申請の送信完了」を目標に置き、開始した人のうち完了できた割合を測る。画面表示が十分速くても8割が途中で離脱するなら有効性は低い。受入基準を「完了率90%以上」と数値で置き、受入テストで実利用者に操作させて確かめるのが実務の形。
試験での引っ掛け
効率性との入替えが定番。有効性は達成できたかで、達成に費やした時間や操作数は問わない。加えて、製品品質モデルの使用性は製品側の性質、利用時の品質は利用状況を固定した結果側の測定であり、測る層そのものが違う。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問20(IPA)
図は、ITIL 2011 editionのサービスライフサイクルの各段階の説明と流れである。a〜dの段階名の適切な組合せはどれか。 aの段階:ITサービス及びI…
正解:a=サービスストラテジ、b=サービスデザイン、c=サービストランジション、d=サービスオペレーション
要点:ITILは戦略→設計→移行→運用、全体を継続的改善が包む
ITILのサービスライフサイクルは、サービスストラテジ(戦略の確立)→サービスデザイン(サービスの設計)→サービストランジション(テストと本番移行)→サービスオペレーション(日々の提供と支援)の順に進み、これらすべてを継続的サービス改善が取り巻く構成である。設問のa〜dの説明はこの順序どおりに並んでいる。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. 情報セキュリティ管理 > (5) 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。