利用時の品質(効率性)とは?
利用時の品質(効率性)とは、実際の利用状況で利用者が得る成果に着目した品質モデル。うち効率性は、利用者が目標を正確かつ完全に達成するために費やした資源(時間・労力・費用)の度合いを表す。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2016年度〜2019年度)。
りようじのひんしつ
利用時の品質(効率性)の意味
実際の利用状況で利用者が得る成果に着目した品質モデル。うち効率性は、利用者が目標を正確かつ完全に達成するために費やした資源(時間・労力・費用)の度合いを表す。
利用時の品質(効率性)の具体例
同じ入力作業を、旧システムでは平均8分・新システムでは3分で完了できた、という比較で効率性を評価する。
利用時の品質(効率性)は試験でどう引っ掛けられる?
有効性は「目標を正確・完全に達成できる度合い」で資源は問わない。効率性は「成果に対して費やした資源」。両者の入替えに注意。
利用時の品質(効率性)と関連する用語
利用時の品質(効率性)が出た過去問
ソフトウェアの品質特性のうちの保守性に影響するものはどれか。
正解:ソフトウェアにある欠陥の診断又は故障原因の追究,及びソフトウェアの修正箇所を識別しやすいかどうか。
要点:保守性の副特性は解析性・変更性・安定性・試験性
保守性は、修正のしやすさに関わる品質特性である。欠陥の診断や故障原因の特定、修正すべき箇所の識別のしやすさは解析性と呼ばれ、保守性の副特性に含まれる。他の選択肢は使用性・信頼性・効率性の説明であり、保守作業のしやすさとは別の観点である。
出典:平成28年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問16(IPA)図は、ITIL 2011 editionのサービスライフサイクルの各段階の説明と流れである。a〜dの段階名の適切な組合せはどれか。 aの段階:ITサービス及びI…
正解:a=サービスストラテジ、b=サービスデザイン、c=サービストランジション、d=サービスオペレーション
要点:ITILは戦略→設計→移行→運用、全体を継続的改善が包む
ITILのサービスライフサイクルは、サービスストラテジ(戦略の確立)→サービスデザイン(サービスの設計)→サービストランジション(テストと本番移行)→サービスオペレーション(日々の提供と支援)の順に進み、これらすべてを継続的サービス改善が取り巻く構成である。設問のa〜dの説明はこの順序どおりに並んでいる。
出典:平成30年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問20(IPA)コアコンピタンスに該当するものはどれか。
正解:競合他社よりも効率性が高い生産システム
要点:コアコンピタンスは模倣困難で顧客価値を生む自社の中核能力
コアコンピタンスは、競合他社が容易に模倣できず、多様な市場へ展開でき、顧客価値に貢献する自社独自の中核的な能力を指す。競合より効率性の高い生産システムは、自社が蓄積した技術やノウハウに裏打ちされた能力であり、これに該当する。市場の成長率やシェアといった外部環境や結果指標は、能力そのものではない。
出典:令和1年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問26(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。