会社法・内部統制報告制度とは?かいしゃほう・ないぶとうせいほうこくせいど
会社法は取締役会や監査役といった機関設計と、業務の適正を確保する体制(内部統制システム)の整備義務を定める。金融商品取引法に基づく内部統制報告制度(J-SOX)は、上場企業に財務報告に係る内部統制の有効性を自ら評価・報告させ、監査法人の監査を受けさせる制度である。
最終更新:2026-10-07
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決算書だけを監査しても、それが作られるまでの手続が壊れていれば不正は見つからない。そこで統制を手続そのものへ組み込み、その有効性を経営者自身に評価させる形へ移った。ITが評価対象に入るのは、いまや会計処理の大半をシステムが実行しており、統制の実体がプログラムと権限設定の側にあるためである。
具体例
会計システムのアクセス権限の付与・変更・削除の記録、プログラム変更の承認記録、バックアップの実施記録がIT全般統制として評価される。2000年代前半の相次ぐ会計不正を受け、2008年度から適用が始まった。
試験での引っ掛け
J-SOXの対象は「財務報告に係る」内部統制であり、業務全般の有効性を評価する制度ではない。また6つの基本的要素(統制環境/リスクの評価と対応/統制活動/情報と伝達/モニタリング/ITへの対応)のうち、ITへの対応を統制活動の一部とした選択肢は誤りになる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。