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プログラム言語・規約・解法の非保護とは?ぷろぐらむげんご・きやく・かいほうのひほご

プログラム言語・規約・解法の非保護とは、著作権法はプログラムの著作物を保護するが、その作成に用いるプログラム言語、通信手順などの約束事である規約、アルゴリズムである解法の3つは保護の対象から明文で除いている。守られるのは、それらを使って具体的に書き表されたソースコードや実行形式のほうである。午前Ⅰではこの条文を単独で問うよりも、どの権利がどこまでを守るかという知的財産権全体の対応表の中の一項目として出てくる。

最終更新:2026-10-07

試験情報

高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2017年度〜2022年度)。

高度試験・午前I(全区分共通)の頻出用語/午前I(全区分共通)

別名:プログラム言語、規約、解法の非保護

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背景

権利の種類ごとに守る対象が決まっている。著作権は表現を、特許権は技術的思想である発明を、意匠権は物品や画像の視覚的なデザインを、商標権は営業上の標識を守る。アルゴリズムや通信手順が著作権の外にあるのは、それらが表現ではなく考え方だからで、独占したければ表現以外を扱う制度の側へ持ち込むことになる。午前Ⅰはこの割り振りを、対象になり得るものを横に並べて「どれがこの法律の保護対象か」と問う形で確かめてくるため、条文の暗記よりも権利どうしの棲み分けが効く。

具体例

令和7年度秋期午前Ⅰ問30では、意匠法において保護の対象となり得るものが問われ、正解は「独自のGUI」だった。2019年の改正で操作用・表示用の画像デザインが明確に保護対象になったためである。同じ設問には「独自のアルゴリズム」「独自の通信プロトコル」が誤答として並んでおり、どちらも視覚的なデザインではないので意匠の対象外、著作権の対象からも外れていて、要件を満たせば特許で押さえるか営業秘密として管理するかになる。

試験での引っ掛け

「著作権で保護されないのだから自由に使ってよい」と結ぶのが最も多い誤りで、解法は特許権として登録されていることも、営業秘密として不正競争防止法で守られていることもある。逆向きの取り違えとして、著作権を産業財産権に含めてしまう誤答も出る。平成28年度秋期午前Ⅰ問30の正解は意匠権・実用新案権・商標権・特許権の4つで、著作権を混ぜた組合せが3つ並ぶ。産業財産権は出願と登録で発生し、著作権は創作と同時に発生するという違いがここに効く。さらに、著作権に基づく使用許諾は特許の有無とは無関係にできる点も繰り返し問われており(平成28年度秋期・令和元年度秋期の午前Ⅰ問17)、「ソースコードを無償で使用許諾すると無条件でオープンソースソフトウェアになる」は誤りである。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では3回出題(2017年度〜2022年度)
  • 分野:午前I(全区分共通)
  • 「著作権で保護されないのだから自由に使ってよい」と結ぶのが最も多い誤りで、解法は特許権として登録されていることも、営業秘密として不正競争防止法で守られていることもある。