ABC分析・パレート図とは?えーびーしーぶんせき・ぱれーとず
ABC分析・パレート図とは、金額の大きい順に並べて重点を絞るという同じ考え方を、分類として使うのがABC分析、図として見せるのがパレート図。ABC分析は売上や在庫金額の構成比が大きい順にA・B・Cの3ランクへ振り分け、管理の手厚さをランクごとに変える。パレート図は項目別の金額・件数の棒グラフへ累積構成比の折れ線を重ね、上位少数が全体の大半を占めることを示す。
最終更新:2026-10-06
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管理の手間は対象の数に比例するのに、成果は一部の対象へ偏る。全品目を同じ精度で管理すれば、金額の小さい品目に人手が吸われ、肝心な品目の欠品を見逃すことになる。限られた要員をどこへ配るかを担当者の感覚ではなく金額の分布で決めるための道具立てがこの2つで、在庫管理に限らず、不具合の原因やコストの内訳を絞り込む場面でも同じ形で使われる。
具体例
在庫金額の上位20%の品目が全体の80%を占めると分かれば、その品目だけ定期発注方式で細かく管理し、残りは発注点方式のような簡便な方式へ切り替えられる。品質管理でも、不具合の件数をパレート図に並べ、上位2〜3項目の対策へ資源を集中させる使い方をする。
試験での引っ掛け
重点分析のABC分析と、原価計算手法のABC(Activity-Based Costing、活動基準原価計算)は略語が同じだけの別物で、設問で入れ替えられる定番になっている。パレート図の折れ線は累積構成比であって度数分布ではなく、分布の形を見るのはヒストグラム。QC七つ道具のなかでも役割が分かれ、重点を絞るのがパレート図、原因を洗い出すのが特性要因図。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。