5S・見える化とは?ごえす・みえるか
5S・見える化とは、整理・整頓・清掃・清潔・しつけを徹底して職場の状態を保つ活動が5S。見える化は、進捗・異常・在庫・仕掛かりといった業務の状態を、誰が見ても一目で分かる形にする取り組みを指す。どちらも狙いは同じで、正常と異常の差が目で分かる状態を作り、異常が起きた瞬間に手が打てるようにすることにある。
最終更新:2026-10-06
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異常は、起きた時点では小さく、時間が経つほど手当ての費用が増える。ところが普段の状態が乱れていると、異常が異常として目に入らない。5Sは基準の状態を決めて逸脱を目立たせる活動で、見える化は同じことを情報の側で行う。だからこの二つは改善活動の成果ではなく前提条件であり、システム化の効果を測る基準線を作る作業でもある。
具体例
工程ごとの仕掛品数と遅延をダッシュボードに常時表示し、基準を超えた工程を赤で示すと、従来は翌日の集計会議で判明していた滞留がその場で分かり、応援を入れる判断が数時間早くなる。トヨタ生産方式のあんどんは、この考え方を設備の表示灯で実装したもので、異常時にラインを止める権限を現場に渡している点まで含めて仕組みになっている。
試験での引っ掛け
ダッシュボードを作れば見える化が済んだことにはならない。誰が、どの閾値で、何をするかという行動の規則とセットでなければ、指標が並ぶだけで意思決定は変わらない。整理と整頓の違いも問われ、整理は要るものと要らないものを分けて捨てること、整頓は残したものを取り出しやすく置くことで、片付けという一語で括ると入れ替えの選択肢に引っかかる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。