根本原因分析(RCA)・なぜなぜ分析とは?こんぽんげんいんぶんせきなぜなぜぶんせき
根本原因分析(RCA)・なぜなぜ分析とは、事故や不具合の再発を止めるために、応急処置で終わらせず、変えれば再発しなくなる条件までさかのぼって特定する分析。到達したかどうかの判定は、対策が人の注意力に頼らない形で書けているかで行う。ここで出てきた条件が手順や画面の設計に及ぶと、そのままシステム化の要件と投資の根拠になる。
最終更新:2026-10-06
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応急処置は速く安く、しかも当座は問題を消すため、組織はそこで止まりたがる。だが同じ条件が残っていれば同じ事故が別の担当者で再発し、対処の費用が毎回かかり続ける。なぜを重ねる手続きは、目の前の症状から、変えれば再発が止まる条件へ視点を移すための強制装置である。経営会議では、対策の候補が人の注意に頼っていないかを一つの判定基準にすればよい。
具体例
トヨタ生産方式で用いられてきた手法で、出荷ミスの原因を担当者の確認漏れで止めず、なぜ漏れたかを問い、伝票の項目配置が作業の順序と食い違っているという設計の欠陥へ行き着く。対策は注意喚起ではなく画面の項目順の変更になり、ここで初めて情報システムへの投資として稟議に載る形になる。
試験での引っ掛け
5回という回数が本質ではなく、対策を打てる水準まで下りることが目的で、回数を守ったかどうかを問う設問は誤り。気を付ける・注意喚起するで終わる対策は、原因に到達していない証拠になる。なぜの矛先を人に向けると責任追及になり、次から原因が隠されて情報が上がらなくなる。向ける先は仕組みと条件である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。