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IE(生産工学)・標準時間とは?あいいー・ひょうじゅんじかん

IE(生産工学)・標準時間とは、作業を科学的に観測して設計し直し、人・設備・材料の組み合わせから無駄を除く工学的手法の総称。要素動作へ分解する動作研究と、所要時間を測る時間研究(ストップウォッチ法・ワークサンプリング法・PTS法)が二本柱になる。ここから求めた標準時間は正味時間と余裕時間の合計として定義され、工数見積り・要員計画・原価計算に共通の基礎を与える。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ITストラテジスト試験の頻出用語/午前II

別名:Industrial Engineering、経営工学、IE・標準時間、生産工学、IE、標準時間

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背景

作業にかかる時間が人によって違い、根拠も本人の感覚しかない状態では、要員も納期も原価も見積もれず、賃金の公平さも説明できない。フレデリック・テイラーとギルブレス夫妻は、作業を観察できる単位へ分解して測ることでこの曖昧さを数字へ置き換えた。ここで定めた標準時間は製造現場にとどまらず、事務処理量から必要人員を出す場面や、システム化の効果を人時で示す場面でも同じ形で使われる。

具体例

PTS法の代表であるMTM法やWF法は、「手を伸ばす」「つかむ」といった基本動作ごとに定められた時間値を積み上げるため、現物がなくても標準時間を出せる。動作分解の基礎にあるのはギルブレス夫妻のサーブリッグ記号。事務作業でも受注入力1件あたりの標準時間を置けば、システム化の効果を人時で示せる。

試験での引っ掛け

標準時間は正味時間に余裕時間を足したもので、実測した平均作業時間そのものではない。測り方も取り違えやすく、ワークサンプリングは瞬間の状態を無作為に多数観測して時間の構成比を推定する方法、PTS法は既定の動作時間標準を積み上げるので実測を伴わない。時間研究をストップウォッチ法だけと決めつける選択肢は誤り。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 標準時間は正味時間に余裕時間を足したもので、実測した平均作業時間そのものではない。