散布図とは?さんぷず
散布図とは、2つの数値を縦軸と横軸にとり、対応する組を1点ずつ打って関係の有無を見るグラフ。点が右上がりに集まれば正の相関、右下がりなら負の相関で、投資と成果のように「片方を動かせばもう片方が動くのか」を、施策を決める前に手元のデータで確かめるために使う。
最終更新:2026-10-06
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施策の効果は平均値の比較だけでは見えない。広告費を増やした月の売上が高くても、別の要因が押し上げただけかもしれない。散布図は個々の観測を捨てずに並べるので、関係が直線的なのか途中で頭打ちなのか、少数の外れ値が全体の印象を作っていないかまで一目で分かる。経営会議では「相関があるからやる」ではなく「散らばりを見て、どこまで投資すれば効くかを決める」と説明する。
具体例
中期経営計画の投資配分を議論する場で、事業所別のIT投資額を横軸、従業員1人あたり売上を縦軸に打つと、一定額までは右上がりでその先は横ばい、という形が現れることがある。DX投資の追加要求に対し、効果が頭打ちになる水準を根拠として配分を組み替える材料になる。
試験での引っ掛け
相関が見えても因果が示されたわけではない、が最頻出。事業規模という第三の要因が両方を押し上げているだけのことがある。また2変数の関係を見る図であり、時間の推移を追うのは折れ線グラフ、ばらつきの形を見るのはヒストグラム、原因を洗い出すのは特性要因図と役割が分かれる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。