DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?でぃーえっくす
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、データとデジタル技術で製品・サービス・ビジネスモデルを変革し、あわせて業務・組織・プロセス・企業文化まで変えて競争優位を確立すること。紙の電子化や業務プロセスのデジタル化にとどまらず、価値の提供の仕方そのものを作り替える点が本質で、到達点が事業と組織の変化にある。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
既存の業務手順を前提にITを入れる進め方では、費用は下がっても稼ぎ方は変わらず、デジタルを前提に設計された新規参入者に速度と価格で追い越される。経済産業省が2018年のDXレポートで、老朽化した基幹システムの残存が変革の足かせになると示したことも、経営課題として扱われる背景にある。ST試験は企画・提案の当事者を読者に想定するため、施策名としてではなく変革の到達点として問われる。
具体例
コマツのスマートコンストラクションは、建機を売り切る事業から、施工データを預かって現場全体の生産性に責任を持つ事業へ軸を移し、それに合わせて営業・保守・課金の仕組みまで作り替えた。
試験での引っ掛け
段階の違いが頻出。紙の電子化がデジタイゼーション、業務プロセスのデジタル化がデジタライゼーション、事業と組織の変革がDX。ツールの導入や部門単位の効率化をDXと呼ぶ選択肢は誤りで、組織・文化まで含む点も落とせない。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問1(IPA)解説で登場
経済産業省が策定した“「DX推進指標」とそのガイダンス”におけるDX推進指標の説明はどれか。
正解:経営者や社内関係者が、データとデジタル技術を活用して顧客視点で新たな価値を創出していくために、現状とあるべき姿に向けた課題・対応策に関する認識を共有し、必要なアクションをとるための気付きの機会を提供することを目指すもの
要点:DX推進指標は関係者の認識合わせと気付きを促す自己診断ツール
DX推進指標は、経営者や社内の関係者が自社のデジタルトランスフォーメーションの進み具合を自己診断するために経済産業省が示した指標である。データとデジタル技術で顧客視点の新たな価値を創出するという観点から、現状とあるべき姿のギャップ、課題と対応策について関係者の認識をそろえ、次に取るべきアクションへの気付きを促すことを狙いとしている。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。