2025年の崖・デジタルガバナンス・コードとは?にせんにじゅうごねんのがけ・でじたるがばなんすこーど
2025年の崖・デジタルガバナンス・コードとは、「2025年の崖」は、老朽化し複雑化したレガシーシステムを刷新できないまま2025年以降を迎えると、保守費の膨張と担い手不足によって競争力を失い、年間最大12兆円規模の経済損失が生じうるとした経済産業省DXレポートの警鐘。デジタルガバナンス・コードは、経営者がDXに向けて実践すべき事項を示した指針で、DX認定制度の審査基準にもなっている。
最終更新:2026-10-06
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1990年代から積み増してきた基幹システムは、改修のたびに個別対応が重なり、仕様を通して説明できる人がいない状態になった。担当者の退職とサポート切れが2025年前後に重なる見通しが立ったため、経済産業省はこれを個社の課題ではなく国全体の損失として提示し、経営者の意思決定を促した。デジタルガバナンス・コードはその続きで、何を刷新するかではなく、経営としてどう関与し何を開示するかを示している。
具体例
経済産業省のDX認定を受ける企業は、ビジョンと戦略、推進体制、成果指標をコードの項目に沿って自ら開示する。基幹システムを機能単位に切り出して数年がかりで段階刷新する計画も、投資額と進捗を経営として説明する材料になり、DX銘柄の選定でも評価の対象になる。
試験での引っ掛け
「2025年の崖」を特定製品のサポート終了日や法令の施行期日と結びつける記述は誤りで、DXレポートが示したのは経済損失の見通しという警鐘。デジタルガバナンス・コードとDX推進指標も役割が別で、前者は経営者が実践すべき事項を示す指針かつDX認定の基準、後者は自社の取組状況を段階で自己診断するための物差しになる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。