OTとは?おーてぃー
OT(Operational Technology)は、工場・プラント・社会インフラの設備や機器を直接監視・制御する技術とシステムの総称。止めないこと(可用性)と人身・環境の安全が最優先で、同じ機器が十年以上動き続けるため、ITのように短い周期で更新や再起動ができない点が根本的に違う。
最終更新:2026-10-06
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制御系は外部とつながらない閉じた世界を前提に設計され、認証も暗号も持たない機器が長く使われてきた。稼働データを経営に生かすIoTの流れがその前提を崩し、情報系との接続が生まれたことで、守り方を作り直す必要が出た。ST試験では、データ活用による生産性向上と、止められない設備を守る要請の折り合いを投資判断として問われる。
具体例
三菱電機やオムロンのPLC、横河電機のDCSといった制御機器が対象。情報系とはネットワークを分離したうえで、必要な稼働データだけを一方向で情報系へ渡す構成をとるのが一般的な設計になる。
試験での引っ掛け
ITが機密性を最優先しがちなのに対し、OTは可用性と安全を最優先する——この優先順位の逆転がそのまま問われる。稼働中に安易にパッチを当てないのも同じ理由から来る。IoTはOTの言い換えではなく、OTの領域を情報系へつなぐ手段。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問17(IPA)
ITとの連携が進むとされるOT (Operational Technology) の説明として、適切なものはどれか。
正解:工場やプラント、ビルなどを制御する機器を運用するシステムやその技術
要点:OTは工場やプラントの制御機器を運用するシステムと技術
OT(Operational Technology)は、工場の生産設備やプラント、ビル設備などを直接制御する機器を運用するシステムとその技術の総称である。制御の連続性と安全性が最優先され、可用性を重んじる点が情報処理を担うITと異なる。IoTの普及でOTとITの接続が進み、その分だけ制御系のセキュリティ確保が課題となっている。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。