価値の共創とは?かちのきょうそう
価値の共創とは、価値は提供者が一方的に作って顧客へ渡すものではなく、提供者と顧客が互いに資源と情報を出し合うことで生まれる、というITIL 4の基本前提。顧客の側も業務の優先度や必要な情報を提供し、成果に対する責任を分担する関係になる。
最終更新:2026-10-06
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提供者が「約束した稼働率は守った」と考えていても、顧客の業務が回っていなければ価値は生まれていない。この食い違いは、価値を提供者側だけで定義していることから来る。判断の主体を顧客側に置き、双方の関与を前提にすることで、サービスレビューが数値の読み上げで終わらないようにする狙いがある。
具体例
提供者が監視と復旧を担い、顧客が業務の繁忙期と優先して守るべきデータを示すことで、初めて「繁忙期に業務が止まらない」という結果が実現する。どちらか一方の情報だけでは復旧の優先順位すら決められない。
試験での引っ掛け
「提供者が価値を作り、顧客へ引き渡す」という一方向の説明は旧版までの捉え方で、ITIL 4では明確に否定されている。価値があったかを判断するのは顧客側であり、SLAを達成したことをもって提供者が価値を提供したと決めることはできない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。