サービスの設計及び移行とは?さーびすのせっけいおよびいこう
サービスの設計及び移行とは、新規のサービス、変更されたサービス、廃止するサービスについて、要求事項を確定し、設計し、構築し、受入基準に照らして検証してから本番へ移すまでの一連のプロセス群。JIS Q 20000-1では独立した箇条として置かれ、可用性・容量・継続性・情報セキュリティの要求を設計段階で決めておくことが求められる。
最終更新:2026-10-06
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運用の現場でいちばん困るのは、稼働直前に「明日から動かしてください」と渡されるサービスである。監視項目もバックアップ世代も稼働率の約束も決まっていないまま引き取れば、最初の障害でどこまで戻すのかを夜中に相談することになる。運用側が設計の段階で発言権を持ち、受け入れの合否を判定できる関門として制度化されたのがこのプロセスである。
具体例
新しい会員サービスの稼働率目標を99.5%、復旧目標時間を4時間と決め、監視項目・バックアップ世代・夜間の連絡経路を設計書に落とす。受入テストでは実際にリストアを1回踏み、手順書どおりに戻ることを確かめてから移行判定の会議にかける。
試験での引っ掛け
廃止が対象から抜けやすい。サービスをやめるときもデータの引き渡し・アカウント停止・機器の返却・監視の削除まで同じ手続きに乗せる必要があり、規格でも新規・変更・廃止の三つが対象と明示されている。またリリース管理と役割が違う——設計及び移行は「そのサービスを本番へ出してよいか」というサービス単位の判定、リリース管理は個々の変更を本番へ投入する作業単位の管理である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。