URLとは?ゆーあーるえる
URLは、インターネット上の資源の所在を「スキーム://ホスト名[:ポート]/パス[?クエリ][#フラグメント]」の形で1行に書き表す記法で、URI(Uniform Resource Identifier:統一資源識別子)の下位区分にあたる。午前I(令和8年度から科目A-1)では構成要素そのものを問うより、URLフィルタリングやURLへのセッションID埋め込みのように、URLが絡む対策の正誤を判定させる形で出る。
最終更新:2026-10-07
この語が出る過去問を解く →背景
URLは全分野に顔を出す語で、法務ではリンク集の著作物性、セキュリティではフィルタリングとセッション管理、ネットワークでは層の切り分けと、専門が違えば出会う文脈が違う。午前Iは30問で全分野を薄く広く出すので、この語は必ず自分の専門外の設問にも現れる。URLを「Webページのあて先」としか押さえていないと、それがどの層で働く話なのかを判断させる設問で足をすくわれる。
具体例
「https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html」を分解すると、httpsがスキーム、www.ipa.go.jpがホスト名、/shiken/kubun/ap.htmlがパスになる。押さえるべきはどの層の話かで、ホスト名からIPアドレスを引くのはDNSによる名前解決、パスやクエリの文字列を見て遮断するURLフィルタリングはアプリケーション層、IPv6の拡張ヘッダやIPsecによる暗号化はネットワーク層と、同じ1本のURLに関わる機能が層をまたいで分かれている。
試験での引っ掛け
狙われるのは、URLが絡む対策を別の層と取り違える点である。第一に、IPv6の拡張ヘッダで実現できるセキュリティ機能としてURLフィルタリングを選ぶのは誤りで、拡張ヘッダ(ESP)で実現できるのは暗号化、URL単位の遮断はアプリケーション層の機能。第二に、セッション乗っ取り後の被害拡大を防ぐ対策として「発行済セッションIDをURLに設定する」を選ぶのも誤りで、URLはRefererや履歴に残るためかえって漏えいしやすく、正解は重要情報を返す直前の再認証である。第三に、パス名を推定して認証後のページへ直接ジャンプするのはクロスサイトスクリプティングではなく強制ブラウジングである。
関連用語
出た過去問
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (1) インターネットに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。