ファンクションポイント法とは?ふぁんくしょんぽいんとほう
ファンクションポイント法とは、利用者から見える機能の量でソフトウェアの規模を測る手法。数えるのは外部入力・外部出力・外部照会・内部論理ファイル・外部インタフェースファイルの5種類で、件数に複雑度の重みを掛けて調整前FPを出し、システム特性による調整係数を掛けたものが最終的なFPになる。
最終更新:2026-10-06
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行数で規模を測ると、言語や作り方が変われば同じ機能でも値が動き、発注側と受注側で比べられない。利用者から見える機能の数なら実装の前に数えられ、開発方式にも左右されない。見積りを実装の詳細から切り離して合意可能にするために考え出された測り方で、運用側でも改修規模の妥当性を判断する材料になる。
具体例
IFPUGとその国内組織であるJFPUGが計測ルールを整備しており、IPAの「ソフトウェア開発データ白書」ではFP当たりの工数や工期の実績値が公表されている。画面やファイルの件数から機能を積み上げ、この実績値を掛けて工数を見積もる。
試験での引っ掛け
調整前FPの算出に使うのは機能の種類・件数・複雑度であって、プログラム行数や使用言語ではない。言語や開発者の生産性が効いてくるのは、FPを工数へ換算する段階。この順序を入れ替え、行数や言語をFPの算出根拠として示す選択肢が誤りになる。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問19(IPA)
ソフトウェアの機能量に着目して開発規模を見積もるファンクションポイント法で、調整前FPを求めるために必要となる情報はどれか。
正解:画面数
要点:FPは画面・帳票・ファイルなど「外から見える機能の数」で測る
ファンクションポイント法は、利用者から見える機能の数と複雑さで開発規模を測る手法である。調整前FPは、外部入力・外部出力・外部照会・内部論理ファイル・外部インタフェースファイルの5要素の件数と複雑度から算出するので、画面数のような外部から識別できる機能の数が必要になる。プログラムステップ数のような内部の実装規模はFPでは使わない。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの5 プロジェクトマネジメント > 7. プロジェクトのコスト > (3) ツールと技法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。