回線利用率とは?かいせんりようりつ
回線利用率とは、単位時間あたりに回線へ流れたデータ量を、その回線の伝送容量で割った割合。設備の余裕度を表す指標で、容量増強の判断根拠になる。利用率が高いほど待ち時間が急激に伸びる非線形の性質があるため、上限いっぱいまで使い切る設計はしないのが原則。
最終更新:2026-10-07
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1Gビット/秒の回線に平均400Mビット/秒が流れていれば利用率は40%。監視では5分平均が50%を超えたら増強検討、といった閾値を置く。ピーク時のバースト分を見込み、平常時は40〜50%程度に抑える設計が一般的である。
試験での引っ掛け
平均利用率が低くても瞬間的なバーストでバッファがあふれ、パケット破棄が起きることがある。平均値だけを見て「余裕がある」と判断するのは誤りで、ピーク値と分布も併せて評価する必要がある。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問2(IPA)
通信回線を使用したデータ伝送システムにM/M/1の待ち行列モデルを適用すると、平均回線待ち時間、平均伝送時間、回線利用率の関係は、次の式で表すことができる。 平…
正解:0.5
要点:待ち時間が伝送時間を超えるのは利用率0.5から
与式より、平均回線待ち時間が平均伝送時間より長くなる条件は 回線利用率/(1-回線利用率) > 1 である。両辺に(1-回線利用率)を掛けると 回線利用率 > 1-回線利用率 となり、回線利用率 > 0.5 が得られる。したがって0.5を超えたときに初めて待ち時間が伝送時間を上回る。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。