スイッチングハブとは?すいっちんぐはぶ
スイッチングハブとは、宛先MACアドレスに対応するポートだけへフレームを送り出す、データリンク層(第2層)の集線装置。届いたフレームの送信元MACアドレスと入ってきたポートの組をアドレステーブルへ書き足すことで、この対応表を自力で育てる。ポートごとに衝突ドメインが独立して全二重で通信でき、宛先が表に無いときとブロードキャストのときだけ全ポートへ流す。
最終更新:2026-10-07
この語が出る過去問を解く →背景
初期のイーサネットは1本の線を全員で共有し、同時に送れば衝突して送り直しになった。台数が増えるほど衝突で実効速度が落ち、しかも全員に全部の信号が届くので盗聴も容易だった。宛先ごとに行き先を分ければこの二つが同時に解ける、という発想で置き換わったのがスイッチングハブである。午前I(科目A-1)ではリピータ・ブリッジ・ルータとの層の違いを問う形で出る。
具体例
バッファローやNETGEARの小規模事業所向け製品でも、MACアドレステーブルの学習は電源を入れるだけで自動的に行われる。24ポートの機種でAからBへ送ったフレームはCのポートには出ないため、解析用にパケットを採りたい場合は、特定ポートの通信を複写するミラーポート機能を持つ機種を選ぶ必要がある。
試験での引っ掛け
分かれるのは衝突ドメインであって、ブロードキャストドメインは分割されない。分けるにはVLANかルータが要る。「スイッチならループしても平気」も誤りで、ループするとブロードキャストが回り続けて回線が埋まる(これを防ぐのがスパニングツリー)。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問11(IPA)
CSMA/CD方式のLANで使用されるスイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)は、フレームの蓄積機能、速度変換機能や交換機能をもっている。このようなスイッチングハブ…
正解:ブリッジ
要点:レイヤ2スイッチはデータリンク層の装置で、ブリッジと同階層
スイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)はMACアドレスを見てフレームを転送する装置で、OSI基本参照モデルのデータリンク層(第2層)で動作する。同じ第2層でフレームを蓄積・転送し、ネットワークを分割する装置がブリッジであり、スイッチングハブは多ポート化されたブリッジと言える。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. データ通信と制御 > (3) ネットワーク接続に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。