OSI基本参照モデルとは?
OSI基本参照モデルとは、通信機能を7階層に分けた枠組み。下から物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、セション層、プレゼンテーション層、アプリケーション層。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2018年度〜2025年度)。
おーえすあいきほんさんしょうもでる
OSI基本参照モデルの意味
通信機能を7階層に分けた枠組み。下から物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、セション層、プレゼンテーション層、アプリケーション層。
OSI基本参照モデルの具体例
リピータは物理層、ブリッジ/L2スイッチはデータリンク層、ルータ/L3スイッチはネットワーク層、ゲートウェイはトランスポート層以上で動作する。
OSI基本参照モデルは試験でどう引っ掛けられる?
フレームのヘッダは下位層のものほど先頭に付く(MACヘッダ→IPヘッダ→TCPヘッダ→データ)。カプセル化の順序が問われる。
OSI基本参照モデルが出た過去問
CSMA/CD方式のLANで使用されるスイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)は、フレームの蓄積機能、速度変換機能や交換機能をもっている。このようなスイッチングハブ…
正解:ブリッジ
要点:レイヤ2スイッチはデータリンク層の装置で、ブリッジと同階層
スイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)はMACアドレスを見てフレームを転送する装置で、OSI基本参照モデルのデータリンク層(第2層)で動作する。同じ第2層でフレームを蓄積・転送し、ネットワークを分割する装置がブリッジであり、スイッチングハブは多ポート化されたブリッジと言える。
出典:平成30年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問11(IPA)OSI基本参照モデルのネットワーク層で動作し、“認証ヘッダ(AH)”と“暗号ペイロード(ESP)”の二つのプロトコルを含むものはどれか。
正解:IPsec
要点:IPsecはIP層で動きAHとESPを含む
IPsecはネットワーク層(IP層)で動作するセキュリティプロトコル群で、完全性と認証を提供するAH(認証ヘッダ)と、暗号化を提供するESP(暗号ペイロード)から成る。鍵交換にはIKEを用い、インターネットVPNの基盤技術として広く使われている。
出典:令和3年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問15(IPA)VPNで使用されるプロトコルであるIPsec, L2TP, TLSの、OSI基本参照モデルにおける相対的な位置関係はどれか。図中、OSI基本参照モデルの上位層(…
正解:C(上からTLS, IPsec, L2TP)
要点:上位からTLS、IPsec、L2TPの順に階層が下がる
L2TPはデータリンク層(レイヤ2)のトンネリングプロトコル、IPsecはネットワーク層(レイヤ3)でIPパケットを保護するプロトコル、TLSはトランスポート層の上でアプリケーションデータを保護するプロトコルである。したがって上位から順にTLS、IPsec、L2TPの積層になる。
出典:令和7年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。