ARPとは?あーぷ
ARP(Address Resolution Protocol:アドレス解決プロトコル)は、同じLAN内で通信相手のIPアドレスから、そのMACアドレスを問い合わせるプロトコル。ブロードキャストで「このIPの持ち主は誰か」と全体へ尋ね、該当するホストだけが自分のMACアドレスを返す。
最終更新:2026-10-07
この語が出る過去問を解く →背景
IPアドレスは論理的な住所で、実際にイーサネットのフレームを届けるには機器固有のMACアドレスが要る。両者は別々に決まるうえ機器の交換で変わるため、手で対応表を持つのは現実的でない。そこで送信のたびにその場で問い合わせ、結果を短時間だけ覚えておく方式が採られた。午前Iでは層をまたぐ動作の理解として問われる。
具体例
得られた対応はARPテーブルに数分だけキャッシュされ、Windows・Linuxとも arp -a で確認できる。逆にIPアドレスからホスト名を引くのはARPではなくDNSの逆引き(PTRレコード)で、層も目的も別になる。
試験での引っ掛け
宛先IPアドレスは最終的な終点を指し続けるのに対し、宛先MACアドレスは同じLAN上の次ホップ(多くはルータ)を指す。ルータを1台越えるたびにMACアドレスは書き換わり、IPアドレスのほうは変わらない。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成28年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問11(IPA)
TCP/IPネットワークにおけるARPの説明として、適切なものはどれか。
正解:IPアドレスからMACアドレスを得るプロトコルである。
要点:ARPはIPアドレスからMACアドレスを解決する
ARP(Address Resolution Protocol)は、通信相手のIPアドレスから同一データリンク上のMACアドレスを求めるプロトコルである。ブロードキャストで問い合わせを送り、該当ホストがユニキャストで自分のMACアドレスを返す。結果は一定時間ARPキャッシュに保持される。
出典:令和3年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問10(IPA)
TCP/IPネットワークにおけるARPの説明として、適切なものはどれか。
正解:IPアドレスからMACアドレスを得るプロトコルである。
要点:ARPはIPアドレスからMACアドレスを解決する
ARP(Address Resolution Protocol)は、通信相手のIPアドレスから対応するMACアドレスを求めるプロトコルである。同一リンク内にブロードキャストで問い合わせ、該当ホストがユニキャストで自分のMACアドレスを返す。結果はARPキャッシュに一定時間保持される。
出典:令和6年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問12(IPA)解説で登場
IPv4のLANに接続されているプリンターのMACアドレスを、同一LAN上のPCから調べるときに使用するコマンドはどれか。ここで、PCはこのプリンターを直前に使…
正解:arp
要点:arpコマンドでIPアドレスとMACアドレスの対応表を確認できる
arpコマンドは、IPアドレスとMACアドレスの対応を保持するARPキャッシュの内容を表示するコマンドである。直前に通信していればプリンタのIPアドレスに対応するMACアドレスがキャッシュに残っているので、これで確認できる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。