電子メールのプロトコルとは?でんしめーるのぷろとこる
電子メールのプロトコルとは、送信と配送はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、受信はPOP3かIMAP4が担う。POP3は原則としてメールを端末へ取り込んで管理し、IMAP4はサーバ上に置いたまま操作するため、既読やフォルダの状態を複数の端末で共有できる。いずれもTLSで保護した通信路を使うのが前提である。
最終更新:2026-10-07
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メールは組織も国もまたいで届く必要があったため、送る側の仕組みは誰でも中継できる素朴な設計で始まった。その素朴さが迷惑メールとなりすましを許し、後から認証と暗号化を継ぎ足す形で現在の姿になっている。だから送信側は「配送のSMTP」と「投稿時の利用者認証」が別に立ち、受信側は端末が1台か複数かで選ぶプロトコルが変わる。
具体例
外部の回線から送信するときは25番ではなく587番のサブミッションポートを使い、SMTP-AUTHで利用者を認証する。GmailやMicrosoft 365の設定画面にも、送信はSMTP 587(またはSSL/TLSの465)、受信はIMAP 993かPOP3 995と示され、スマートフォンとPCで同じ状態を見たい利用者にはIMAPを案内する。
試験での引っ掛け
SMTPは送信者を検証しない設計なので、なりすましは暗号化では防げない。これを補うのがSPF・DKIM・DMARCという送信ドメイン認証で、通信路の暗号化とは目的が違う。POP3でも複数端末から受信自体はできるが既読は同期されない。OP25Bは迷惑メール対策であって受信の仕組みではない。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問14(IPA)
スパムメール対策として、サブミッションポート(ポート番号587)を導入する目的はどれか。
正解:SMTP-AUTHを使用して、メール送信者を認証する。
要点:サブミッションポート587はSMTP-AUTHで送信者を認証する
サブミッションポートは、メール送信者からメールサーバへの送信専用の窓口としてポート587を使う仕組みである。ここでSMTP-AUTHによる利用者認証を必須にすることで、認証を通った正規の利用者だけが送信できるようになり、迷惑メールの踏み台にされることを防ぐ。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (1) インターネットに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。