送信ドメイン認証とは?
送信ドメイン認証とは、メールの送信元ドメインが詐称されていないかを検証する仕組み。SPFは送信元IPアドレスをDNSに登録した情報と照合し、DKIMはディジタル署名で送信ドメインの正当性と改ざんの有無を確認する。両者の結果をもとに処理方針を宣言するのがDMARC。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2023年度〜2025年度)。
そうしんどめいんにんしょう
送信ドメイン認証の意味
メールの送信元ドメインが詐称されていないかを検証する仕組み。SPFは送信元IPアドレスをDNSに登録した情報と照合し、DKIMはディジタル署名で送信ドメインの正当性と改ざんの有無を確認する。両者の結果をもとに処理方針を宣言するのがDMARC。
送信ドメイン認証の具体例
迷惑メールやフィッシングの対策として、受信側でSPF/DKIMの検証結果に応じて隔離や拒否を行う。
送信ドメイン認証は試験でどう引っ掛けられる?
メール送信者本人の認証はSMTP-AUTH(サブミッションポート587番と組み合わせる)で行う。第三者中継とは、外部から外部へのメールを自サーバが無条件に中継してしまう危険な状態。
送信ドメイン認証と関連する用語
送信ドメイン認証が出た過去問
DKIM(DomainKeys Identified Mail)に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:送信側のメールサーバで電子メールにデジタル署名を付与し、受信側のメールサーバでそのデジタル署名を検証して送信元ドメインの認証を行う。
要点:DKIMはデジタル署名による送信ドメイン認証
DKIMは、送信側メールサーバが電子メールにデジタル署名を付け、受信側がDNSに公開されている公開鍵で署名を検証することで送信元ドメインの正当性を確認する仕組みである。署名の検証によりメールの改ざん検知と送信ドメイン認証を同時に実現する。
出典:令和5年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問15(IPA)スパムメール対策として、サブミッションポート(ポート番号587)を導入する目的はどれか。
正解:SMTP-AUTHを使用して、メール送信者を認証する。
要点:サブミッションポート587はSMTP-AUTHで送信者を認証する
サブミッションポートは、メール送信者からメールサーバへの送信専用の窓口としてポート587を使う仕組みである。ここでSMTP-AUTHによる利用者認証を必須にすることで、認証を通った正規の利用者だけが送信できるようになり、迷惑メールの踏み台にされることを防ぐ。
出典:令和5年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問14(IPA)電子メールの送信時に、送信側メールサーバでデジタル署名を電子メールヘッダーに付与し、受信側メールサーバでそれを検証することで、送信元ドメインのなりすましや電子メ…
正解:DKIM
要点:DKIMは署名で送信ドメイン認証と改ざん検知を行う
DKIM(DomainKeys Identified Mail)は、送信側メールサーバが電子メールのヘッダーと本文からデジタル署名を作りDKIM-Signatureヘッダーに付与し、受信側がDNSで公開された公開鍵を取得して検証する仕組みである。これによりドメインのなりすましと伝送途中の改ざんを検知できる。
出典:令和7年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。