参照モデル(BRM・DRM・SRM・TRM)とは?さんしょうもでる
参照モデル(BRM・DRM・SRM・TRM)とは、EA(Enterprise Architecture:業務とシステムを全体最適の観点で設計する手法)で用いる4層のひな型。BRM が業務体系、DRM がデータ、SRM が再利用可能な機能部品、TRM が採用する技術標準の分類を与え、組織をまたいだ比較を可能にする。
最終更新:2026-10-07
この語が出る過去問を解く →背景
部門や府省がそれぞれの言葉で業務とシステムを記述していると、同じ仕事に別々のシステムが作られていても誰も気づけない。共通の分類軸を先に決め、全員がその軸に沿って現状を書き出すことで初めて、重複投資と標準化の余地が可視化される。参照モデルはその共通軸を提供する道具である。
具体例
日本政府の業務・システム最適化計画は、米国連邦政府の FEA(Federal Enterprise Architecture)を下敷きにしている。各府省が共通の BRM で自らの業務を分類したことで、同種の業務に対する重複開発を横断的に点検できるようになった。
試験での引っ掛け
頭文字と対象の対応の取り違えが定番。B は業務、D はデータ、S はサービス(機能部品)、T は技術で、EA の4階層(ビジネス/データ/アプリケーション/テクノロジ)とそのまま対応する。同じ「参照モデル」でも、通信の階層を定めた OSI 基本参照モデルとは全く別の概念。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成30年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問11(IPA)解説で登場
CSMA/CD方式のLANで使用されるスイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)は、フレームの蓄積機能、速度変換機能や交換機能をもっている。このようなスイッチングハブ…
正解:ブリッジ
要点:レイヤ2スイッチはデータリンク層の装置で、ブリッジと同階層
スイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)はMACアドレスを見てフレームを転送する装置で、OSI基本参照モデルのデータリンク層(第2層)で動作する。同じ第2層でフレームを蓄積・転送し、ネットワークを分割する装置がブリッジであり、スイッチングハブは多ポート化されたブリッジと言える。
出典:令和7年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問15(IPA)
出典・参考
公式シラバスの7 システム戦略 > 1. 情報システム戦略 > (2) エンタープライズアーキテクチャに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。