SDNとは?えすでぃーえぬ
SDN(Software-Defined Networking)は、経路を決める制御機能(コントロールプレーン)とパケットを転送する機能(データプレーン)を分離し、コントローラからソフトウェアで集中制御するネットワーク技術。機器を1台ずつ設定するのではなく、コントローラへ方針を投入して全体の構成を動的に変える。
最終更新:2026-10-07
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従来のルータやスイッチは制御と転送を1台の中に抱え、設定は機器ごとの手作業だった。サーバが仮想化によって数分で増減できるようになった一方、それを結ぶネットワークだけは変更に数日かかるという不均衡が生じた。仮想化されたシステムの変化速度にネットワークを追随させるために、制御を機器から切り離して1か所に集めたのがこの技術。
具体例
OpenFlowは代表的な実装で、コントローラが各スイッチのフローテーブルを書き換えることで経路を決める。同じ考え方を拠点間のWAN接続に適用し、回線の選択を方針で自動化したものがSD-WAN。
試験での引っ掛け
NFV(Network Functions Virtualization)と混同しやすい。SDNは制御と転送を分けて集中制御する話、NFVはルータやファイアウォールなどの機能を専用機器から汎用サーバ上のソフトウェアへ移す話で、論点が別。集中制御である以上、コントローラが単一障害点になりうる点も設計上の論点として問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問11(IPA)
OpenFlowを使ったSDN(Software-Defined Networking)の説明として,適切なものはどれか。
正解:データを転送するネットワーク機器とは分離したソフトウェアによって,ネットワーク機器を集中的に制御,管理するアーキテクチャ
要点:SDNは制御プレーンを分離しソフトウェアで集中制御する
SDNは、パケットを転送するデータプレーンと、経路を決める制御プレーンを分離する考え方である。OpenFlowはコントローラがスイッチのフローテーブルを外部から書き換えるためのプロトコルで、ネットワーク全体をソフトウェアから集中制御できるようにする。機器ごとの個別設定から解放され、構成変更が柔軟になる。
出典:令和3年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問11(IPA)
ONF(Open Networking Foundation)が標準化を進めているOpenFlowプロトコルを用いたSDN(Software-Defined N…
正解:ネットワーク制御機能とデータ転送機能を論理的に分離し、コントローラと呼ばれるソフトウェアで、データ転送機能をもつネットワーク機器の集中制御を可能とするアーキテクチャ
要点:SDNは制御機能と転送機能を分離しコントローラで集中制御する
SDNは、これまでネットワーク機器ごとに一体化していた制御機能(経路の決定)とデータ転送機能(パケットの転送)を論理的に分離し、制御をコントローラと呼ばれるソフトウェアに集約するアーキテクチャである。OpenFlowはコントローラとスイッチ間でフローテーブルを操作するためのプロトコルで、ネットワーク構成をソフトウェアで柔軟に定義できる。
出典:令和4年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問11(IPA)
OpenFlowを使ったSDN(Software-Defined Networking)に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:データ転送機能とネットワーク制御機能を論理的に分離し、ネットワーク制御を集中的に行うことを可能にしたアーキテクチャ
要点:SDNは転送機能と制御機能を分離し制御を集中管理する
SDNは、パケットを実際に転送する機能(データプレーン)と、どう転送するかを決める制御機能(コントロールプレーン)を分離し、制御をソフトウェアで集中管理できるようにした考え方である。OpenFlowはコントローラとスイッチの間でフロー情報をやり取りするための代表的なプロトコルで、ネットワーク構成をプログラムから柔軟に変更できる。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 4. ネットワーク管理 > (4) 仮想ネットワークに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。