仮想化とは?
仮想化とは、物理的な資源を論理的に分割・統合して扱う技術。1台の物理サーバ上に複数の仮想マシンを動かすことで、資源利用率を高め、サーバ集約(サーバコンソリデーション)による管理コスト削減を実現する。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2018年度〜2022年度)。
かそうか
仮想化の意味
物理的な資源を論理的に分割・統合して扱う技術。1台の物理サーバ上に複数の仮想マシンを動かすことで、資源利用率を高め、サーバ集約(サーバコンソリデーション)による管理コスト削減を実現する。
仮想化の具体例
ハイパバイザ型は各仮想マシンがゲストOSを持つ。コンテナ型はホストOSのカーネルを共有しゲストOSを持たないため、起動が速く軽量。
仮想化は試験でどう引っ掛けられる?
ライブマイグレーションは、稼働中の仮想マシンを停止させずに別の物理サーバへ移す機能。保守時の無停止移行に使う。
仮想化と関連する用語
仮想化が出た過去問
ETSI(欧州電気通信標準化機構)によって提案されたNFV(Network Functions Virtualisation)に関する記述として、適切なものはど…
正解:仮想化技術を利用し、ネットワーク機能を汎用サーバ上にソフトウェアとして実現したコンポーネントを用いることによって、柔軟なネットワーク基盤を構築する。
要点:NFVはネットワーク機能を汎用サーバ上のソフトで実現する
NFV(ネットワーク機能仮想化)は、ルータやファイアウォール、ロードバランサといった専用機器で実現していたネットワーク機能を、仮想化技術を使って汎用サーバ上のソフトウェアとして動かす考え方である。機器の調達を待たずに機能を追加・変更できるため、柔軟でコスト効率の高いネットワーク基盤を構築できる。
出典:平成30年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問10(IPA)複数のサーバを用いて構築されたシステムに対するサーバコンソリデーションの説明として、適切なものはどれか。
正解:仮想化ソフトウェアを利用して元のサーバ数よりも少なくすることによって、サーバ機器の管理コストを削減する。
要点:サーバコンソリデーションは仮想化でサーバを集約し管理費を削減
サーバコンソリデーションは、分散していた多数のサーバを仮想化技術などで集約し、物理サーバの台数を減らす取組みである。設置スペース・電力・保守作業といった管理コストを削減し、資源の利用効率を高めることを狙う。1台の物理サーバ上で複数の仮想サーバを動かすのが一般的な実現手段である。
出典:令和2年度 10月 高度共通_午前I試験 am1 問5(IPA)コンテナ型仮想化の説明として、適切なものはどれか。
正解:物理サーバのホストOSと仮想化ソフトウェアによって、プログラムの実行環境を仮想化するので、仮想サーバに個別のゲストOSをもたない。
要点:コンテナ型はホストOSを共有しゲストOSを持たない
コンテナ型仮想化は、ホストOSのカーネルを共有したまま、プロセスの実行環境(ファイルシステムやネットワークなど)を隔離する方式である。仮想サーバごとにゲストOSを持たないため、起動が速くオーバヘッドが小さいのが特徴で、Dockerなどが代表例である。
出典:令和4年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。