ファジングとは?ふぁじんぐ
ファジングとは、極端に長い文字列や想定外の値を大量に自動生成して製品へ入力し、異常終了や想定外の挙動が出ないかを外側から監視することで、未知の脆弱性を洗い出す検査手法。仕様書やソースコードが手元になくても実施できる点が特徴になる。
最終更新:2026-10-07
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脆弱性の多くは「開発者が来ると思っていなかった入力」で表面化する。設計者が思いつく範囲でテストケースを書く限り、その盲点はテストの盲点でもある。そこで人の想像を当てにせず、機械に大量の変な入力を作らせて壊れ方を観測する発想が生まれた。調達したソフトウェアの受入検査でも使われる。
具体例
IPAは公開資料でファジングの実施手順を示しており、対象を動かしたまま入力を送り、クラッシュやメモリ使用量の異常で当たりを判定する。仕様が公開されない組込み機器やプロトコル実装の検査に向く。
試験での引っ掛け
ソースコードを読む静的解析とは逆で、動かしている製品へ異常データを入れる動的な検査。ペネトレーションテストも別物で、こちらは既知の手口で実際に侵入できるかを試す。ファジングの狙いは未知の欠陥の掘り起こしにある。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問15(IPA)
脆弱性検査手法の一つであるファジングはどれか。
正解:ソフトウェアのデータの入出力に注目し、問題を引き起こしそうなデータを大量に多様なパターンで入力して挙動を観察し、脆弱性を見つける。
要点:ファジングは異常データを大量入力して未知の脆弱性を探す
ファジング(fuzzing)は、極端に長い文字列や想定外の値、境界値など問題を引き起こしそうなデータ(ファズ)を大量に自動生成してソフトウェアに入力し、異常終了や予期しない挙動が起きないかを観察することで未知の脆弱性を発見する手法である。ソースコードを見ないブラックボックス的な検査である点が特徴である。
出典:平成30年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問14(IPA)
ファジングに該当するものはどれか。
正解:ソフトウェアに、問題を引き起こしそうな多様なデータを入力し、挙動を監視して、脆弱性を見つけ出す。
要点:ファジングは異常データを大量入力して挙動を監視する検査
ファジングは、極端に長い文字列や境界値、想定外の形式など問題を引き起こしそうなデータ(ファズ)を大量かつ多様なパターンで対象ソフトウェアに入力し、異常終了やハングアップなどの挙動を監視することで、未知の脆弱性を発見する動的な検査手法である。
出典:令和元年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問14(IPA)
ファジングに該当するものはどれか。
正解:ソフトウェアに、問題を引き起こしそうな多様なデータを入力し、挙動を監視して、脆弱性を見つけ出す。
要点:ファジングは異常データを大量入力して挙動を監視する検査
ファジングは、極端に長い文字列や境界値、想定外の形式など問題を引き起こしそうなデータを大量かつ多様なパターンでソフトウェアに入力し、異常終了やハングアップといった挙動を監視することで、未知の脆弱性を発見する動的な検査手法である。
出典:令和4年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問15(IPA)
ファジングに該当するものはどれか。
正解:ソフトウェアに、問題を引き起こしそうな多様なデータを入力し、挙動を監視して、脆弱性を見つけ出す。
要点:ファジングは想定外データを大量に入力し脆弱性を探す
ファジングは、極端に長い文字列や想定外の値など問題を起こしそうなデータを大量に送り込み、異常終了や想定外の動作が起きないかを観測して脆弱性を探す検査手法である。ソースコードを見ずに外部からの入力だけで試せるため、設計上想定していなかった入力の扱いの不備を見つけるのに向く。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. セキュリティ実装技術 > (6) アプリケーションセキュリティに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。