ハンドオーバとは?はんどおーば
ハンドオーバとは、移動体通信で、移動中の端末が通信を維持したまま接続先の基地局を切り替える制御。切替の主導権は網側にあり、端末が報告する受信品質をもとに切替先と時期を決める。遅れれば通信が切れ、頻繁すぎれば制御信号が増えて品質が落ちるため、判定には余裕幅と待機時間を持たせる。
最終更新:2026-10-07
この語が出る過去問を解く →背景
セルを小さくすれば同じ周波数を離れた場所で再利用でき、収容できる端末数が増える。一方でセルが小さいほど端末は境界を頻繁にまたぐことになる。基地局の担当範囲を狭めても通話が切れないようにする仕組みがあるからこそ、セル分割による容量拡大が成り立つ、という関係にある。
具体例
令和5年度春期の午前I(科目A-1)は「移動中のモバイル端末が接続を維持したまま、ある基地局経由から別の基地局経由の通信へ切り替えること」を問い、テザリング・フォールバック・ローミングと並べて出題した。5Gの非スタンドアロン構成では、4G LTEと5Gの間でも切替が起きる。
試験での引っ掛け
同じ設問に並ぶ3語との区別が要点で、ローミングは契約外の事業者網を利用する仕組み、テザリングは端末を経由して他の機器を接続する機能、フォールバックは上位方式が使えないときに下位方式へ落とす動作である。無線LANのローミングは端末側の判断で再接続するのに対し、ハンドオーバは網側が主導する点も違う。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問11(IPA)
モバイル通信サービスにおいて、移動中のモバイル端末が通信相手との接続を維持したまま、ある基地局経由から別の基地局経由の通信へ切り替えることを何と呼ぶか。
正解:ハンドオーバー
要点:移動中に接続を保ったまま基地局を切り替えるのがハンドオーバー
ハンドオーバーは、移動中の端末が通信を切らずに接続先の基地局を切り替える仕組みである。移動しながら通話やデータ通信を続けられるのはこの機能によるもので、移動体通信網の基本技術である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。