コードサイニング証明書とは?こーどさいにんぐしょうめいしょ
コードサイニング証明書とは、配布するソフトウェアに電子署名を付け、発行元が誰かと、署名後に中身が書き換えられていないことを示すための証明書。用途がソフトウェアへの署名に限定されている点で、通信路を保護するサーバ証明書や、接続してくる利用者を証明するクライアント証明書と使い分ける。
最終更新:2026-10-07
この語が出る過去問を解く →背景
ソフトウェアはダウンロードサイトやミラー、社内配布サーバを経由して届くため、途中ですり替えられても受け取る側には見分けがつかない。経路を信用する代わりに、作成者が出所を宣言し受け取り側が検証する形へ移した。OSが未署名の実行ファイルに警告を出すのは、この宣言の有無を利用者へ見せているだけである。
具体例
令和7年度秋期の午前I(科目A-1)は「デジタル署名が付与されたソフトウェアをインストールするときに発行元を確認するために使用する証明書」を問い、EV SSL証明書・クライアント証明書・サーバ証明書と並べて出題した。実装としてはMicrosoftのAuthenticodeやAppleのDeveloper IDがこれにあたる。
試験での引っ掛け
署名が示すのは発行元と改変の有無だけで、そのソフトウェアが無害であることまでは保証しない。署名用の秘密鍵が盗まれれば、正規の発行元名のままマルウェアが配布される。サーバ証明書やEV SSL証明書と用途を取り違える選択肢が本命の引っ掛けになる。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問13(IPA)
デジタル署名が付与されたソフトウェアをインストールするときに、そのソフトウェアの発行元を確認するために使用する証明書はどれか。
正解:コードサイニング証明書
要点:配布ソフトの発行元確認はコードサイニング証明書
コードサイニング証明書は、ソフトウェアやドライバに付与するデジタル署名の検証に用いる証明書で、配布物の発行元(開発者・組織)が本物であることと、配布後に改ざんされていないことを確認できる。インストール時に表示される発行元名はこの証明書に基づく。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (8) 情報セキュリティに関する技術に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。