データ管理者(DA)とデータベース管理者(DBA)とは?でーたかんりしゃとでーたべーすかんりしゃ
データ管理者(DA)とデータベース管理者(DBA)とは、データの世話をする役割を、組織全体を見る側と個々のシステムを見る側に分けた呼び分け。DAは全社を対象に、データ項目名の統一、データ辞書の整備、データの意味と所有部門の定義、全社データモデルの維持といった標準化を担う。DBAは特定のDBMSを対象に、物理設計、性能チューニング、バックアップ・リカバリ、権限設定といった運用を担う。
最終更新:2026-10-06
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部門ごとにシステムを作ると、同じ「顧客番号」が桁数も採番規則も違う形で複数存在し、統合や連携のたびに変換の作業が発生する。個々のデータベースをいくら丁寧に運用しても、この食い違いは解けない。そこで、組織横断で意味と標準を決める役割を、個別システムの運用を担う役割から切り離したのがDAとDBAの分業である。
具体例
「顧客番号」の定義と桁数を全社共通に定めてデータ辞書へ登録するのがDA。その定義に基づく索引設計、表領域の配置、統計情報の更新、バックアップ運用を行うのがDBA。
試験での引っ掛け
DAは組織横断・論理・標準化、DBAは個別システム・物理・運用。DAの役割としてバックアップ運用や索引設計を挙げる選択肢は誤り。逆に、DBAが全社のデータ標準を決めるとする記述も誤り。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問13(IPA)
データ管理者(DA)とデータベース管理者(DBA)を別々に任命した場合のDAの役割として、適切なものはどれか。
正解:システム開発の設計工程では、主に論理データベース設計を行い、データ項目を管理して標準化する。
要点:DAは論理設計と項目標準化、DBAは物理運用を担う
データ管理者(DA)は、組織全体のデータを資産として捉え、論理データベース設計やデータ項目の定義・標準化、データの整合性方針の策定といった上流の役割を担う。これに対しデータベース管理者(DBA)は、特定のDBMS上での物理設計、容量計画、チューニング、障害時の復旧といった実装・運用面を担当する。
出典:令和6年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問11(IPA)
基幹業務システムの構築及び運用において、データ管理者(DA)とデータベース管理者(DBA)を別々に任命した場合のDAの役割として、適切なものはどれか。
正解:システム開発の設計工程では、主に論理データベース設計を行い、データ項目を管理して標準化する。
要点:DAはデータの定義と標準化、DBAは物理設計と運用を担当
DA(データ管理者)は、全社的な視点でデータそのものを管理する役割で、論理データベース設計、データ項目の定義・標準化、データ辞書の整備などを担当する。これに対しDBA(データベース管理者)は、物理設計、容量計画、性能チューニング、バックアップと復旧といったDBMSの実装・運用面を担当する。「データの意味」を管理するのがDA、「動くDB」を管理するのがDBAと整理するとよい。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。