ITサービスマネージャ暗記無料で始める

トリガとは?トリガ

トリガとは、表への挿入・更新・削除を契機として、データベースが自動的に起動する手続き。起動タイミング(BEFORE/AFTER)と単位(行単位/文単位)を指定できる。運用の場面では、アプリのソースを見ても存在が分からないまま本番で動いている処理であり、性能問題と原因不明の連鎖更新の発生源になりやすい。

最終更新:2026-10-06

試験情報

ITサービスマネージャ試験の頻出用語/午前II

別名:TRIGGER、トリガー(DB)、DB

ITサービスマネージャを最短で暗記・合格する →

背景

「更新したら必ず履歴を残す」「不正な値なら弾く」といった決まりを、アプリ側のすべての経路に実装させるのは現実的でない。呼び出し元が複数あり、保守バッチや手作業のSQLからも更新されるからである。データの側に規則を置いてしまえば、どの経路から来ても同じ処理が働く——これがトリガの動機で、統制としては強い。その強さの裏返しとして、実行が暗黙になり、運用から見えにくくなる。

具体例

Oracle Database や PostgreSQL で、在庫表の更新時に変更前後の値と更新者を履歴表へ自動的に書き込むトリガを置くと、手作業のSQLによる修正も証跡に残る。一方、10万件の一括更新を行うと行単位トリガが10万回起動するため、夜間バッチが窓に収まらなくなることがあり、大量更新の前にトリガを無効化するかどうかは変更手順書に明記しておく判断事項になる。

試験での引っ掛け

トリガの中の更新がさらに別のトリガを起こす連鎖が成立するため、1文のUPDATEが想定外の範囲まで波及し、障害調査でアプリのログを追っても原因にたどり着けない。運用側で見落としやすいのは構成管理で、トリガはアプリのリポジトリに存在しないため、リリース物の一覧にも本番との差分検証にも載らないまま本番で書き換えられていることがある。DBを対象にした構成の棚卸しでは、表だけでなくトリガ・プロシージャ・ジョブまでを構成品目として数える。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

ITサービスマネージャを最短で暗記・合格する →

試験での特徴
  • 分野:午前II
  • トリガの中の更新がさらに別のトリガを起こす連鎖が成立するため、1文のUPDATEが想定外の範囲まで波及し、障害調査でアプリのログを追っても原因にたどり着けない。