フールプルーフとは?
フールプルーフとは、利用者や運用者が誤った操作をしても、危険な状態や誤動作に至らないようにする設計。
ITサービスマネージャ試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2023年度)。
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フールプルーフの意味
利用者や運用者が誤った操作をしても、危険な状態や誤動作に至らないようにする設計。
フールプルーフの具体例
扉が閉まっていないと運転を開始しない、削除前に対象件数を表示して確認を求める、規定外の入力を受け付けない。
フールプルーフは試験でどう引っ掛けられる?
フールプルーフ(誤操作対策)とフェールセーフ(故障時の安全側停止)を混同しやすい。原因が「人の操作」か「機器の故障」かで見分ける。
フールプルーフと関連する用語
フールプルーフが出た過去問
信頼性設計においてフールプルーフを実現する仕組みの一つであるインタロックの例として、適切なものはどれか。
正解:動作中の機械から一定の範囲内に人間が立ち入ったことをセンサが感知したとき、機械の動作を停止させる仕組み
要点:インタロックは危険な状態では動作させないフールプルーフ
インタロックは、危険な状態では動作を許さないようにして誤操作や事故を防ぐ仕組みで、フールプルーフの代表例である。人が危険範囲に入ったら機械を止める、扉が閉まっていなければ運転できない、といった実装がこれに当たる。故障時に系を切り替えたり機能を縮退させたりする考え方はフォールトトレラント側の話である。
出典:平成30年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問20(IPA)システムの安全性や信頼性を向上させる考え方のうち、フェールセーフはどれか。
正解:システムを構成している機器が故障したときは、システムが安全に停止するようにして、被害を最小限に抑える。
要点:フェールセーフは故障時に「安全側へ倒して止める」設計
フェールセーフは、故障が起きたときに安全な側へ倒して被害を最小限に抑える設計思想である。踏切の遮断機が停電時に降りる、信号機が異常時に赤で停止する、といった例が典型で、機能継続よりも安全確保を優先する。機能を維持し続けるフェールソフト、二重化による切替え、誤操作を許容するフールプルーフとは区別する必要がある。
出典:令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問9(IPA)情報システムの設計の例のうち、フェールソフトの考え方を適用した例はどれか。
正解:ハードウェアの障害時に、パフォーマンスは低下するが、構成を縮小して運転を続けられるようにする。
要点:フェールソフトは止めずに縮退運転で機能を維持する
フェールソフトは、障害が起きても全面停止させず、機能や性能を落としてでも運転を継続させる設計思想である。故障した部分を切り離して残った資源で処理を続ける縮退運転(フォールバック)が典型例である。安全側に止めるフェールセーフ、誤操作を前提に設計するフールプルーフとは目的が異なるので区別したい。
出典:令和5年度 春期 ITサービスマネージャ試験 am2 問3(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。