OBS(組織ブレークダウンストラクチャ)とは?おーびーえすそしきぶれーくだうんすとらくちゃ
OBS(組織ブレークダウンストラクチャ)とは、プロジェクトを、実施主体となる組織単位の階層で分解した図。成果物や作業を軸に分けるWBSに対し、こちらは部門・チームを軸に分ける。2つを縦横に交差させると、実施責任がどこにも割り当たっていないワークパッケージが空白のマス目として現れ、着手前に責任部署を確定できる。
最終更新:2026-10-06
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規模が大きいプロジェクトでは、作業の一覧は精緻に作られても、実施主体が「関係部署で調整」のまま残る箇所が必ず出る。作業の軸と組織の軸を別に立てて交差させれば、割当ての空白は表の穴として機械的に見つかる。責任の所在が着手後に判明する形を避けるための道具で、論述で体制を語るときの土台にもなる。
具体例
OracleのPrimavera P6は、WBSとは独立したOBSを持ち、各作業に責任組織を紐づける構造をとる。この形のおかげで、担当組織が未設定の作業を一覧として抽出でき、着手前に責任部署を確定できる。
試験での引っ掛け
WBSの下位に組織名を書いたものをOBSと呼ぶ誤り。WBSはあくまで成果物・作業で分解し、組織では分解しない。両者は別の軸として作り、交差させて責任を割り当てるのが本来の使い方で、この交差表が責任分担マトリックス(RACIなど)につながる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの2 プロジェクトの計画 > 2-7 プロジェクト組織の定義に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。