RACIチャート(責任分担マトリックス)とは?
RACIチャート(責任分担マトリックス)とは、WBSの作業と要員・役割を行列に配置し、各交点に役割を記入する責任分担マトリックスの一形式。R(Responsible:実行責任)、A(Accountable:説明責任=最終的な承認責任)、C(Consulted:相談を受ける)、I(Informed:報告を受ける)の4種類を割り当てる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では8回出題されています(2016年度〜2024年度)。
れいしーちゃーと
RACIチャート(責任分担マトリックス)の意味
WBSの作業と要員・役割を行列に配置し、各交点に役割を記入する責任分担マトリックスの一形式。R(Responsible:実行責任)、A(Accountable:説明責任=最終的な承認責任)、C(Consulted:相談を受ける)、I(Informed:報告を受ける)の4種類を割り当てる。
RACIチャート(責任分担マトリックス)の具体例
「設計」アクティビティで、設計者にR、プロジェクトマネージャにA、利用部門にC、運用部門にIを割り当てる。
RACIチャート(責任分担マトリックス)は試験でどう引っ掛けられる?
Aは1つの作業につき1人が原則で、これが「説明責任をもつ要員は誰か」を問う設問の答えになる。RとAを取り違えないこと。Cは双方向のやり取り、Iは一方向の通知という違いもある。
RACIチャート(責任分担マトリックス)と関連する用語
RACIチャート(責任分担マトリックス)が出た過去問
プロジェクトマネジメントで使用する責任分担表(RAM)の一つである,RACIチャートで示す4種類の役割及び責任の組合せのうち,適切なものはどれか。
正解:実行責任,情報提供,説明責任,相談対応
要点:RACIは実行責任・説明責任・相談対応・情報提供の4区分
RACIチャートは責任分担表の一形式で、Responsible(実行責任)、Accountable(説明責任)、Consulted(相談対応)、Informed(情報提供)の頭文字をとったものである。一つのアクティビティに対してAccountableは原則1人だけ置き、責任の所在を明確にする。リスク管理はRACIの構成要素には含まれない。
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問6(IPA)表はRACIチャートを用いた,あるプロジェクトの責任分担マトリックスである。設計アクティビティにおいて,説明責任をもつ要員は誰か。
正解:野村
要点:RACIのAは説明責任で、原則1アクティビティに1名だけ置く
RACIチャートのAはAccountable(説明責任)を表し、そのアクティビティの最終的な結果に責任を負う役割である。設計の行を見るとAが付いているのは野村だけなので、説明責任をもつのは野村である。Aは責任の所在を明確にするため、原則としてアクティビティごとに1名だけ割り当てる。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問6(IPA)プロジェクトマネジメントで使用する責任分担表(RAM)の一つである、RACIチャートで示す4種類の役割及び責任の組合せのうち、適切なものはどれか。
正解:実行責任,情報提供,説明責任,相談対応
要点:RACIは実行責任・説明責任・相談対応・情報提供の4区分
RACIチャートは責任分担表の代表例で、Responsible(実行責任)、Accountable(説明責任)、Consulted(相談対応)、Informed(情報提供)の4区分で役割を表す。実際に作業を行う者がR、最終的な結果の責任を負う者がAであり、Aは責任の所在を明確にするため原則1名に限る。リスク管理はRACIの構成要素ではない。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問4(IPA)表は、RACIチャートを用いた、あるプロジェクトの責任分担マトリクスである。設計アクティビティにおいて、説明責任をもつ要員は誰か。
正解:野村
要点:RACIのAが説明責任、Rが実行責任。Aは1人だけ
RACIチャートでは、R(Responsible)が実行責任、A(Accountable)が説明責任、C(Consulted)が相談先、I(Informed)が報告先を表す。設問の設計アクティビティの行でAが付いているのは1名だけであり、その要員が説明責任者となる。Aは原則として1アクティビティに1人だけ割り当てるのが基本ルールである。
出典:令和1年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問2(IPA)プロジェクトマネジメントで使用する責任分担マトリックス(RAM)の一つに、RACIチャートがある。RACIチャートで示す4種類の役割及び責任の組合せのうち、適切…
正解:実行責任,情報提供,説明責任,相談対応
要点:RACIは実行責任・説明責任・相談対応・情報提供の4区分
RACIチャートは、R(Responsible)=実行責任、A(Accountable)=説明責任、C(Consulted)=相談対応、I(Informed)=情報提供の4種類で、要員とアクティビティの関係を表す責任分担マトリックスである。リスク管理はここに含まれる区分ではない。1つのアクティビティにAは1人だけ置くのが原則である。
出典:令和2年度 10月 プロジェクトマネージャ試験 am2 問4(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。