サブネットとは?サブネット
サブネットとは、一つのネットワークアドレス空間を、サブネットマスクの区切り位置をずらして小さく分けたもの。部署・フロア・用途ごとに分けると、ブロードキャストの届く範囲と障害の影響範囲をそこで止められ、サブネットをまたぐ通信はルータやレイヤ3スイッチで制御できるようになる。
最終更新:2026-10-07
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全端末を一つの大きなネットワークへ入れると、ブロードキャストが全台に届いて帯域と処理を食い、1台の不調やループが全社へ波及する。かといって物理的に回線を分けるのは費用がかかる。アドレスの区切りだけで論理的に分割する手段としてサブネット化が用意され、いまではアクセス制御の単位としても使われている。
具体例
192.168.1.0/24を/26で4つに割り、営業部に.0〜.63、開発部に.64〜.127というように配る。部署間の通信は必ずルータを通るので、そこで通信を許可・遮断する制御を掛けられる。
試験での引っ掛け
/26のサブネットに含まれるアドレスは64個だが、機器へ割り当てられるのは62個。各サブネットでネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの2つが必ず消えるためで、細かく分けるほどこの損失が積み上がる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和3年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問11(IPA)
IPv4ネットワークにおいて、あるホストが属するサブネットのブロードキャストアドレスを、そのホストのIPアドレスとサブネットマスクから計算する方法として、適切な…
正解:サブネットマスクの各ビットを反転したものとIPアドレスとの論理和を取る。
要点:ブロードキャストはマスク反転とIPの論理和で求める
ブロードキャストアドレスは、ネットワーク部はそのままでホスト部のビットをすべて1にしたアドレスである。サブネットマスクを反転するとホスト部だけが1のビット列になるので、これとIPアドレスの論理和を取ればホスト部が全て1、ネットワーク部は元のままとなり、目的のアドレスが得られる。
出典:令和3年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問10(IPA)
IPv4ネットワークで使用されるIPアドレスaとサブネットマスクmからホストアドレスを求める式はどれか。ここで、“~”はビット反転の演算子、“|”はビットごとの…
正解:a & ~m
要点:ホストアドレスは a & ~m、ネットワークアドレスは a & m
サブネットマスクmは、ネットワーク部のビットが1、ホスト部のビットが0になっている。したがってホスト部だけを取り出すには、マスクを反転してホスト部だけが1のパターン(~m)を作り、アドレスaとビットごとの論理積をとればよい。すなわちa & ~mでホストアドレスが得られる(a & mならネットワークアドレスになる)。
出典:令和4年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問11(IPA)解説で登場
IPアドレスの自動設定をするためにDHCPサーバが設置されたLAN環境の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:DHCPによる自動設定を行うPCに、DHCPサーバのアドレスを設定しておく必要はない。
要点:DHCPはブロードキャストで探すのでサーバのアドレス設定は不要
DHCPクライアントは、IPアドレスを持たない段階でブロードキャストによりDHCPサーバを探索するため、あらかじめサーバのアドレスを設定しておく必要はない。サーバからはIPアドレスのほか、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイ、DNSサーバのアドレスなどもまとめて配布できる。
出典:令和5年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問10(IPA)
サブネットマスクが255.255.252.0のとき、IPアドレス172.30.123.45のホストが属するサブネットワークのアドレスはどれか。
正解:172.30.120.0
要点:/22ではIPとマスクの論理積で第3オクテットが120になる
サブネットマスク255.255.252.0はプレフィックス長22ビットで、第3オクテットの上位6ビットまでがネットワーク部となる。123(01111011)と252(11111100)の論理積は120(01111000)なので、サブネットワークアドレスは172.30.120.0である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。