アクセス制御とは?
アクセス制御とは、情報資産に対して「誰が」「何を」「どこまで」操作できるかを制限する仕組み。認証で本人確認をした後、その利用者に許された範囲の操作だけを許可することで不正利用や誤操作を防ぐ。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では5回出題されています(2016年度〜2024年度)。
あくせすせいぎょ
アクセス制御の意味
情報資産に対して「誰が」「何を」「どこまで」操作できるかを制限する仕組み。認証で本人確認をした後、その利用者に許された範囲の操作だけを許可することで不正利用や誤操作を防ぐ。
アクセス制御の具体例
経理部のファイルサーバでは、経理部員のみが給与データフォルダを読み書きでき、他部署の社員は参照すらできないよう設定する。
アクセス制御は試験でどう引っ掛けられる?
認証(本人かを確かめる)と認可(何をどこまで許すか)を混同しやすい。アクセス制御が担うのは認証の後の認可であって、「ログインできること」と「その操作が許されること」は別。したがって認証を強化してもアクセス権の設計が甘ければ内部からの不正は防げない。
アクセス制御と関連する用語
アクセス制御が出た過去問
アクセス制御に用いる認証デバイスの特徴に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:成人には虹彩の経年変化がなく、虹彩認証では、認証デバイスでのパターン更新がほとんど不要である。
要点:虹彩は経年変化が乏しくパターン更新が不要
虹彩の模様は生後2年ほどで完成し、その後は成人期を通じてほとんど変化しない。このため登録した特徴パターンを更新する必要がほとんどなく、長期間安定して利用できる点が虹彩認証の利点とされる。
出典:平成28年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問14(IPA)イーサネットで使用されるメディアアクセス制御方式であるCSMA/CDに関する記述として,適切なものはどれか。
正解:それぞれのステーションがキャリア検知を行うとともに,送信データの衝突が起きた場合は再送する。
要点:CSMA/CDは有線でキャリア検知+衝突検知後の再送
CSMA/CDは、送信前に伝送路の搬送波を検知して他局が使っていないことを確かめ(キャリア検知)、それでも同時送信で衝突が起きたら検知して一定時間待ってから再送する方式である。共有媒体を使う有線イーサネットの制御方式として使われてきた。無線LANのCSMA/CAやトークンパッシング、時分割多重とは異なる。
出典:平成29年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問10(IPA)イーサネットで使用されるメディアアクセス制御方式であるCSMA/CDに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:それぞれのステーションがキャリア検知を行うとともに、送信データの衝突が起きた場合は再送する。
要点:CSMA/CDは搬送波検知+衝突検出後のランダム時間再送
CSMA/CDは、送信前に伝送路の使用状況を確認し(キャリア検知)、空いていれば送信を始める方式である。複数のステーションが同時に送信して衝突(コリジョン)が起きた場合は、これを検出していったん送信を中止し、ランダムな時間待ってから再送する。
出典:令和1年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問10(IPA)TCP/IPネットワークのフォワードプロキシに関する説明のうち、最も適切なものはどれか。
正解:Webブラウザの代理として、Webサーバに対するリクエストを送信する。
要点:フォワードプロキシはブラウザの代理で外部へ要求を出す
フォワードプロキシは、内部の利用者のWebブラウザに代わって外部のWebサーバへリクエストを送信し、その応答を返す中継サーバである。アクセス制御やキャッシュ、ログ取得の役割を担う。これに対しリバースプロキシは、Webサーバ側に置かれてブラウザからのリクエストにサーバの代理として応答する。
出典:令和1年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問11(IPA)CSMA/CD方式のLANに接続されたノードの送信動作として、適切なものはどれか。
正解:各ノードは伝送媒体が使用中かどうかを調べ、使用中でなければ送信を行う。衝突を検出したらランダムな時間の経過後に再度送信を行う。
要点:CSMA/CDは空き確認で送信し衝突時はランダム待ちで再送
CSMA/CDは、送信前に伝送媒体が使用中かどうかを確認(キャリアセンス)し、空いていれば送信を開始する方式である。同時送信による衝突を検出した場合は送信を中止し、ランダムな時間だけ待ってから再送する。イーサネットで用いられてきたアクセス制御方式である。
出典:令和6年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。