プロビジョニングとは?ぷろびじょにんぐ
プロビジョニングとは、サーバ・ネットワーク・ストレージなどの資源を、需要を見越してあらかじめ準備し、必要になった時点で割り当てて利用可能な状態にすること。クラウドでは構成をコード化して短時間で払い出す運用が一般的で、負荷に応じて自動増減させるオートスケールと組み合わせ、過剰投資と能力不足の双方を避ける。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
自社で機器を買う時代は、調達に数か月かかるためピーク需要を見込んで多めに買うほかなく、平常時は遊ぶ設備に資金が固定されていた。資源を必要な時点で払い出せるようになると、投資判断は「何台買うか」から「どこまで自動で増やすか」へ変わり、設備投資(CAPEX)が利用料(OPEX)へ移る。投資計画で調達リードタイムの短縮と固定費の変動費化を語るときの土台になる概念である。
具体例
Amazon Web ServicesのAuto Scalingでは、あらかじめ起動設定とネットワーク構成を用意しておき、負荷に応じて実際の台数を増減させる。キャンペーン期間だけ上限台数を引き上げて終了後に戻す運用にすれば、ピークに合わせた常時保有が不要になる。
試験での引っ掛け
プロビジョニングは資源を用意して割り当てる行為そのもので、負荷に応じて自動増減させるオートスケールや、必要能力を予測・監視するキャパシティ管理とは役割が異なる。また同じ語が利用者アカウントの発行・権限付与(アカウントプロビジョニング)にも使われ、対象が機器か人かで意味が変わる点にも注意する。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問4(IPA)
クラウドサービスなどの提供を迅速に実現するためのプロビジョニングの説明はどれか。
正解:利用者の需要を予想し、ネットワーク設備やシステムリソースなどを計画的に調達して強化し、利用者の要求に応じたサービスを提供できるように備える。
要点:プロビジョニングは需要を見越して資源を準備し即座に提供する
プロビジョニングとは、利用者の需要を予測したうえで、ネットワーク設備やサーバなどのシステムリソースを計画的に調達・配備し、要求があればすぐにサービスを提供できる状態に整えておくことをいう。クラウドサービスで申込みから利用開始までを短時間で実現できるのは、この事前準備と自動的な割当ての仕組みによる。
出典:令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問2(IPA)
クラウドサービスなどの提供を迅速に実現するためのプロビジョニングの説明はどれか。
正解:利用者の需要を予想し、ネットワーク設備やシステムリソースなどを計画的に調達して強化し、利用者の要求に応じたサービスを提供できるように備える。
要点:プロビジョニングは需要を見越して資源を準備し即応する仕組み
プロビジョニングは、利用者の需要を予測してネットワーク設備やサーバなどのシステムリソースをあらかじめ計画的に確保・配備し、要求があれば即座にサービスを提供できる状態に整えておくことをいう。クラウドサービスで申込みから利用開始までが短時間で済むのは、この事前準備と自動割当ての仕組みによる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。