BIM/CIMとは?びむ・しむ
BIM/CIMとは、3次元モデルに部材の仕様・数量・コスト・工程といった属性情報を持たせ、計画・設計・施工から維持管理まで一貫して使う建設分野の取組み。BIMが建築、CIMが土木・インフラを指し、国土交通省は両者をまとめてBIM/CIMと呼ぶ。関係者が同じモデルを参照することで手戻りと情報の分断を減らす。
最終更新:2026-10-06
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建設は設計・施工・維持管理で担当する会社が替わり、そのたびに情報が図面という形で引き継がれて中身が落ちる。竣工後は台帳が実物と食い違い、改修のたびに現地調査からやり直す損失が積み上がってきた。属性付きのモデルを引き継ぎの器にすればこれを断てる。ST試験では業種別システムの例として問われる。
具体例
国土交通省は直轄の土木事業でBIM/CIMの原則適用を進めている。設計段階で配管と構造材の干渉を3次元モデル上で検出して着工前に解消し、竣工後は同じモデルを設備台帳として保守に使う、という一貫した使い方をする。
試験での引っ掛け
3次元CADと同じではない。形状に加えて仕様・数量・コスト・工程などの属性情報を持ち、維持管理の段階まで一貫して使うことが分岐点になる。稼働中の実物のデータをリアルタイムに反映することは必須ではなく、そこまで求めるのはデジタルツイン。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問15(IPA)
BIM/CIMの説明はどれか。
正解:建築や建設の調査・計画・設計段階から3次元モデルを導入し、施工、維持管理まで、一連の建設生産・管理システムにおける品質確保と関係者間の業務効率化・高度化を図る取組
要点:BIM/CIMは3次元モデルを設計から維持管理まで一貫活用する
BIM/CIMは、建築・土木の調査や計画・設計の段階から3次元モデルを導入し、そのモデルを施工、さらに維持管理の段階まで一貫して活用する取組である。関係者が同じ3次元情報を共有することで、干渉の事前確認による手戻り防止や、業務の効率化・高度化と品質確保を図る。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。